赤城試験センターは、1964年、農業技術の近代化を進めるための実証試験の場として開設され、当時は農業への電力応用技術の研究や酪農における省力化に関する研究などを行っていました。
  その後、極めて旺盛な産業活動と国民生活の著しい向上とを反映し、電力の需要は急速な伸びを示すようになり、これに対応するため、1970年代から1980年代にかけて配電技術や大電力送電、新エネルギーなどの実証研究が多く行われるようになりました。
  1990年代からは、電力中央研究所の総合的な実証試験場としての役割を担い、ヒートポンプ、燃料電池、超電導、酸性雨などの大型試験設備が順次設置され、国からの受託研究に基づく試験なども行われるようになりました。
  さらに、2000年に入り、需要地系統、次世代リチウム二次電池の研究設備が設置され、研究が開始されました。
  現在、大型研究設備を用いる全所共通の試験ヤードとして、年間30件程度の研究テーマに関連した試験が行われています。

赤城試験センター
40年のあゆみ
(2004年11月発行)

1951年 財団法人電力中央研究所を設立
1964年 農電研究所「赤城調査室」を群馬県勢多郡宮城村に開設
1968年 「赤城調査室」を「赤城実験農場」に改称
「配電近代化赤城実験場」を開設
1975年 「赤城実験農場」を「営農近代化赤城実験場」に改称
「UHV送電赤城実験場」を開設
1980年 100万ボルト送電試験設備を設置
1981年 各実験場を「赤城試験センター」として統合
1983年 太陽光発電試験設備を設置
1986年 実験用野菜工場を設置
1990年 「燃料電池技術組合赤城総合試験所」を開設
1991年 超電導実験設備を設置
1996年 循環濾過養魚システム(魚工場)を設置
1997年 分散形電池電力貯蔵用大型リチウム電池特性試験を開始
2001年 実物大コンクリートキャスク試験を開始
2003年 需要地系統の試験を開始
2008年 次世代リチウム二次電池の評価研究を開始
森林保全(マツ枯れ対応)活動を開始
2009年 バイオマス燃料(木質ペレット等)貯蔵安全性評価研究の開始
2012年 一般財団法人に移行
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