CeO2触媒を用いた揮発性有機化合物(VOC)の分解技術

 光化学オキシダント、SPMの大気汚染状況の改善を図るために大気汚染防止法が改正され、光化学オキシダント、SPMの原因物質に挙げられているVOCに対する法規制および自主的取組による排出抑制が進められています。これに伴い、自主的取組を図る各種中小規模の固定発生源においてVOC抑制技術のニーズが高まり、低コスト、省スペースなVOC処理技術が望まれています。当研究所では、中小規模の固定発生源に適用可能な低コストでコンパクトなVOC分解技術の開発を進めています。

 VOC分解触媒として貴金属成分を使用しない低コストなセリア(CeO2)触媒を見出し、ペレット状およびハニカム型触媒を作製し、印刷、塗装および溶剤等、様々な用途で用いられているトルエンを95%以上の分解が可能です。

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図1 ペレット状CeO2触媒のトルエン分解性

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