登録番号2003-03409 (C00)
タイトル唾液中成分を用いたドライバのストレス状態評価
内容概要本研究では、自動車運転を精神的負荷の一つとして考え、運転による精神的負荷の影響によって変化するドライバの精神・心理状態、すなわち精神疲労状態や疲労様状態をストレス状態として、運転行動に影響を及ぼすドライバのストレス状態の評価法を検討するため、運転シミュレータ(実車走行に比べて負荷条件の再現性が高い)を用いて、2種類の模擬運転実験を実施し、生化学指標と主観評価、運転行動指標との対応を解析した。実験1ではステアリング操作による操舵課題の難易度の違いにより精神的負荷が大きく異なる二つの課題を比較し、生化学物質と主観評価との対応を検討し、実験2では操舵課題を主課題、選択反応を副次課題とした二重課題法により、行動指標と生化学物質との対応を検討している。唾液中CgAは主観評価の緊張感、運転行動指標と相関があり、運転中の緊張感を反映した指標と考えられた。唾液中sIgAは運転の楽しさ・積極性といった心理的要因を反映している可能性が示唆された。CgAとsIgAとを組み合わせた新しい評価法により、緊張感と積極性という二つの精神・心理的要因を評価し、ドライバの精神的ストレス状態を評価できる可能性がある。
著者榊原 清美(TOYOTA CRDL)、田口 敏行(TOYOTA CRDL)
出典ヒューマンインタフェース学会論文誌
発行年月日2003
巻号0005/0001
ページ(0095-0102)
言語日本語
登録キーワードストレス、ストレス測定、人間特性、生理特性、精神疲労、精神的ストレス

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