財団法人 電力中央研究所

電力中央研究所 研究報告書(電力中央研究所報告)
[CRIEPI Research Report]

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研究報告書 詳細情報
[Detailed Information]

報告書番号 [Report Number]
C16012
タイトル
業務用電化厨房にふさわしい換気設計手法に関する研究(その9)-天吊りフードにおける開放型加熱調理機器の必要換気量-
[Title]
Research on Optimai Design of Commercial Kitchen Ventilation -Part 9. Ventilation Requirements of Heating Cooking Appliances Installed over Island Hoods-
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
背 景
業務用電化厨房の空調の省エネ化のために、新たな換気設計手法の確立が求められている。このためには、調理機器に応じた換気量を明らかにすることが重要になる。厨房の排気フードは、壁掛け型と天吊り型に分類できる。ただし、国土交通省の基準1)では、天吊りフードと壁掛けフードの換気量の算出方法に区別がない。前報[1]では、調理機器に応じた換気量(以下、必要換気量2)とよぶ)について壁掛け
フードを対象に検討した。一方、天吊りフードは壁に接しておらず、熱上昇流が後方へ逸れるため、壁掛けフードに比べて、必要換気量が大きくなると考えられる。

目 的
天吊りフード下に設置された開放型加熱調理機器の必要換気量を排気フード捕集率測定により明らかにする。

主な成果
開放型加熱調理機器のうち、茹で麺器、揚げ物器、コンロ、鉄板焼き器を対象3)に、換気量をパラメータとし、2 種類の排気フードの張り出し長さでの排気フード捕集率測定を実施した(図1)。主な成果は以下のとおり。
1. 天吊りフード下に設置された開放型加熱調理機器の必要換気量
茹で麺器の必要換気量は650m3/h、揚げ物器では460m3/h、コンロでは340m3/h、鉄板焼き器では740m3/h となる(図2)。これらを前報で明らかになった壁掛けフードの必要換気量と比較すると、機種によって倍率は異なり、コンロ以外は天吊りフードの必要換気量の方が大きくなった。
2. 天吊りフード下に設置された開放型加熱調理機器の従来基準の換気量低減可能性
1. で明らかになった天吊りフードの必要換気量は、従来基準から算出される換気量4)の5〜8 割程度となる。換気量が大きくなると考えられている天吊りフードにおいても、従来基準より換気量を小さくできることがわかった。
[Abstract]
The purpose of this research is to investigate the ventilation requirements of heating cooking appliances installed over island hoods. Measurements of the capture efficiencies of exhaust hoods were conducted to elucidate ventilation requirements of heating cooking appliances: tales, electric fryers, electric griddles and electric noodle cookers. The measured data were interpolated to estimate the ventilation rate when the capture efficiency approached the threshold. In this research, the ventilation rate at a capture efficiency of 90 % was defined as the ventilation requirements. The ventilation requirements of exhaust hoods for tables, electric fryers, electric griddles and electric noodle cookers were 340 m3/h, 460 m3/h, 650 m3/h and 740 m3/h, respectively. These ventilation requirements are 1 to 2 times larger than those of heating cooking appliances installed over wall-mounted hoods. However, these ventilation requirements are smaller than those of conventional ventilation standard. It suggests that there is potential to reduce ventilation rates for exhaust hoods of electric cooking appliances installed over wall-mounted canopy hoods.
報告書年度 [Report's Fiscal Year]
2016
発行年月 [Issued Year / Month]
2017/09
報告者 [Author]

担当

氏名

所属

岩松 俊哉

エネルギーイノベーション創発センター 需要家サービスユニット

占部 亘

エネルギーイノベーション創発センター 需要家サービスユニット

キーワード [Keywords]
和文 英文
業務用厨房 Commercial Kitchen
換気 Ventilation
必要換気量 Ventilation Requirement
天吊りフード Island Hood
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