電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

Q15014

タイトル(和文)

太陽光発電のリアルタイム発電出力把握技術の開発(V)-沖縄本島への適用-

タイトル(英文)

Development of the technologies for prediction of real-time PV power generation (V)- Application to Okinawa Island -

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

地域PV出力把握の適用例として沖縄本島を選定して、その算定方法の試案を作成すると共に、その検証方法を提案し、これに基づき設定手法の検証を行った。まず、日射観測4地点に基づく4エリアのPV出力推定値に対して、地点間相関の分析結果などから、変動の平滑化を移動平均で織り込む運用手法を示した。これを元に2014年4月1日から2015年9月30日までの期間の沖縄本島のPV出力把握推定値(1分値)を計算した。検針実績値を用いた系統誤差評価を、特定の季節の偏重を避けるため2014年4月~2015年3月の一年間で実施した。この結果、把握推定値と検針値で設備利用率の月毎の変化が一致することを確認した。また、期間全体の平均の設備利用率で、検針実績と比較した把握推定の誤差は4.2%であった。さらに、複数のアプローチによる推定結果を組み合わせて時系列誤差の評価を行う方法を示した。

概要 (英文)

A prediction method of real-time power generations of photovoltaic (PV) systems installed in Okinawa Island is discussed. A PV capacity weighted average of areal PV power generations at four solar irradiance observation sites is proposed to be a good approximation, considering the smoothing effects. Using the proposed method, daily curves of the PV power generation in Okinawa Island were calculated from 1, April, 2014 to 30, September, 2015. The yearly simulation results agree with the meter-reading utilization factors; a yearly error of 4.2% was obtained. We have proposed a method that permits us estimating errors of the daily curves of the PV generation: combination of simulations based on areal correlation factors and satellite images.

報告書年度

2015

発行年月

2016/06

報告者

担当氏名所属

宇佐美 章

材料科学研究所 電気材料領域

キーワード

和文英文
太陽光発電 Photovoltaic power generation
リアルタイム発電出力把握 Prediction of real-time power
沖縄本島 Okinawa island
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