電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T91070

タイトル(和文)

ピーク需要削減のための太陽光発電運転制御方式

タイトル(英文)

PHOTOVOLTAIC POWER SYSTEM CONTROL TO REDUCE PEAK DEMAND

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本報告は,将来,一般需要家を中心に広く分散普及するものと予想されている系統連系型の小型太陽光発電システムを対象に,畜電池を用いて効果的に夏期ピーク電力需要の削減を行うための,具体的な運転制御技術について検討したものである。主な結果は次のとおり。(1)全国の総合電力需要データをもとに,夏期のピーク電力需要発生日に自動的に太陽光発電システム出力のピーク時刻を電力需要のピーク時刻に一致させ,かつ需要ピークの時間帯に定格相当の出力を発生させる運転制御方式を考察した。(2)全国25ヶ所の日射データ,および全国9電力の総合電力需要データもとづきシミュレーション計算を行ったところ,太陽光発電システムの総合設備容量に相当する,ほぼ100%のピーク電力需要の削減ができることを明らかとし,本方式の妥当性を検証した。

概要 (英文)

IN JAPAN CUSTOMER-OWNED INTERACTIVE SMALL-SCALE PV SYSTEMS WILL BECOME VERY COMMON. SINCE THERE IS GOOD CORRELATIONBETWEEN SOLAR RADIATION AND PEAK DEMAND IN SUMMER THESE PV SYSTEMS MAYHAVE A GOOD EFFECT ON PEAK DEMAND REDUCTION. PV SYSTEMS MIGHR ALSO SUPPRESS CONSTOUCTION OF MORE PEAK-DEMAND POWER PLANTS. THIS STUDY INVESTIGARED METHODS TO REDUCE PEAK DEMAND IN SUMMER BY PV SYSTEMS. AS A RESULT,A PV POWER OUTPUT CONTROL METHOD WITH A SMALL-SCALE STORAGE BATTERY WAS DESIGNED. BY USING THE METHOD FOR EACH PV SYSTEM,OVERALL PV POWER OUTPUT CAN RESPOND TO OVERALL POWER DEMAND AUTOMATICALLY.

報告書年度

1991

発行年月

1992/06/01

報告者

担当氏名所属

小林 広武

狛江研究所開発部電気利用技術研究室

滝川 清

狛江研究所開発部電気利用技術研究室

キーワード

和文英文
太陽光発電 PHOTOVOLTAIC POWER GENERATION
ピーク削減 PEAK LOAD REDUCTION
分散型電源 DISPERSED POWER GENERATION
畜電池 STORAGE BATTERY
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