電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

U90040

タイトル(和文)

北方海産生物におけるCsの濃縮係数

タイトル(英文)

137CS AND CS CONCENTRATION FACTORS OF MARINEORGANISMS IN NORTHERN JAPAN

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

主要な食用海産生物25種の可食部中の137Cs,Cs濃度を調査して濃縮係数を算出し,IAEA,NRC(DOE)等の推奨値との比較,分類学上の生物グループ間の比較により北方海域に生息する生物種の特性に監視て検討した。1.調査対象の北方海域の海藻(褐藻,紅藻),無脊椎動物(マナマコ,ウニ,マボヤ,及び,軟体動物,甲殻類を含む),および魚類の137Cs,Csの濃縮係数に関する検討では,それぞれの生物分類に対し,動燃値,内規値,NRC(DOE)値とほぼ同じであった。2.頭足類を除く,調査対象の北方海域の生物における137Cs,Csの濃縮係数にたいして,IAEA値5)は大き過ぎる傾向があった。

概要 (英文)

CS CONCENTRATION BY MARINE ORGANISMS IN NORTHERN JAPAN WAS DETERMINED BY ANALYSIS OF 137CS AND STABLE CS. THE RESULTS WERE COMPARED WITH THE ESTIMATED CF VALUES OF IAEA (TECHNICAL REPORTS SERIES NO.247),THE APPLIED CF VALURS(PRNFDC) OF TOKAI FUEL REPROCESSING PLANTS,THE CF OF THE REGULATORY GUIDE (NRC,DOE),AND THE CF FROM GUIDELINES OF THE JAPAN NUCLEAR SAFETY COMMISSION. THE RESULTS ARE: (1)THE CS CONCENTRATION FACTORS OF PRNFDC,NRC,DOE,NAD JNSC ARE SIMILAR TO THE CFS OF MARINE ORGANISMS INVESTIGATED IN NORTHERN JAPAN. (2)THECS CONCENTRATION FACTORS OF IAEA WAS LARGER THAN THE CFS OF MARINE ORGANISMS IN NORTHERN JAPAN.

報告書年度

1990

発行年月

1990/12/01

報告者

担当氏名所属

立田 穣

我孫子研究所水理部水域環境研究室

御園生 淳

我孫子研究所生物部陸生生物研究室

キーワード

和文英文
放射性核種 RADIONUCLIDE
海産生物 MARINE ORGANISMS
セシウム-137 CESIUM-137
原燃再処理施設 NUCLEAR FUEL REPROCESSING PLANT
濃縮係数 CONCENTRATION FACTOR
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