電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

Y90007

タイトル(和文)

都市アメニティと概念の将来の都市像

タイトル(英文)

URBAN AMENITY-CONCEPTUAL PROPOSITION FOR FUTURE SOCIETY

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本研究では,我が国独自のアメニティ概念の確立を目指して,まず,都市に住む人々からみた都市アメニティの捉え方を整理し,それらに対応させて将来の都市像を提案した。そして各都市像において備えるべき都市機能を明らかにした。主な結果は,以下の通りである。(1)人々の様々な活動を通した生活の充実感,達成感から,アメニティを把握するための軸として,1.主体(誰が),2.状況(どういう場で),3.欲求(何のために)を設定し,将来のアメニティを捉えるための概念モデルを提示した。(2)将来住んでみたい都市イメージを,1.利便志向,2.自然志向,3.情緒志向,4.刺激志向,5.活力志向,6.多様志向という6つに分類した。(3)分類した都市イメージを今後の都市づくりに生かしていくために,それぞれのイメージを形成している人々の価値観と,そこで求められる都市機能を明らかにした。

概要 (英文)

VALUES IN CONTEMPORARY URBAN LIFE SHIFT GRADUALLY FROM MATTER TO MIND BUT SUCH CHANGES ARE DIFFICULT TO ACCOMMODATE. THESE URBAN DEVELOPMENTS CONSTITUTE THE FUNDAMENTAL CONCEPT OF AMENITY. THIS STUDY CLARIFIES THE CONCEPT OF AMENITY IN JAPAN AND PROJECTS IMAGES OF URBAN DEVELOPMENT OF THE FUTURE. (1) AMENITY CAN BE DEFINED AS A CONCEPT COMPOSED OF 1.SUBJECT, 2. CONDITION AND 3. DESIRE, BASED ON ANALYSIS OF URBAN ACTIVITIES. (2)WE GROUPED URBAN IMAGES OF THEFUTURE INTO SIX CLASSES,1. CONVENIENCE, 2. NATURE, 3. EMOTION, 4. STIMUL, 5. ACTIVITY, AND 6. DIVERSITY, . (3)WE CLARIFIED THE RELATIONSHIP BETWEEN OUR VALUES AND THE ABOVE URBAN IMAGES,AND PROPOSE URBAN FUNCTIONS NECESSARY FOR FUTURE SOCIETY.

報告書年度

1990

発行年月

1990/11/01

報告者

担当氏名所属

山本 公夫

経済研究所経済部社会環境研究室

井内 正直

経済研究所経済部社会環境研究室

鈴木 勉

経済研究所経済部社会環境研究室

キーワード

和文英文
アメニティ AMENITY
都市開発 URBAN DEVELOPMENT
アンケート QUESTIONAIRE
都市像 FUTURE IMAGE OF CITIES
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