財団法人 電力中央研究所

プレスリリース

2005・2006年度 短期経済予測(2006年2月)

〜輸出回復、設備投資の増加持続で景気拡大続く〜
<電力需要も増勢を維持>

平成18年2月22日
財団法人 電力中央研究所
 財団法人電力中央研究所(理事長:、:東京都千代田区)では、平成18年2月17日に内閣府が発表した2005年10月〜12月期の国内総生産(GDP)速報を踏まえ、最新の経済情報と電中研短期マクロモデルを用い、短期経済予測とシミュレーション分析を実施いたしました。

 当研究所の予測では、実質GDPについて今後を見通すと、2004年度前年度比1.7%増(実績)に対し、05年度は同3.4%増、06年度は同3.2%増と堅調に推移するとみています。

 また、電力需要に関しては、これまでの予測と大きく傾向は変わらず、2005年度の販売電力量(9社計)は04年度実績の前年度比3.8%増から2.0%増に鈍化するものの、電灯需要は04年度の猛暑の反動を05年度冬の寒さが相殺し同2.7%増、電灯以外の電力需要も年度下期の景気持ち直しを主因に同1.7%増といずれもプラスを持続すると予想しています。

 さらに2006年度は、気温が05年度並みということを前提にした場合、販売電力量計は前年度比2.6%増、内訳となる電灯需要が同2.4%増、電力需要が同2.7%増と、景気回復の持続を背景に増勢を維持するとみています。

 結果の詳細につきましては、添付資料 をご参照ください。
問合せは、こちら からお願いいたします。

※本件は、エネルギー記者会、内閣府記者クラブ、日本銀行金融記者クラブでリリース(いずれも資料配布のみ)致しております。

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