財団法人電力中央研究所(本部:東京都千代田区)は、平成20年6月5日に開催した定時理事会において、平成19年度の事業報告を承認致しました。
平成19年度は、エネルギーセキュリティの確保や地球環境問題への取組みなど、電気事業における喫緊の課題解決を目指した研究の推進、知的財産の管理・活用の強化、公益法人としての社会的責任経営の推進を図り、
「存在感のある研究所」としての評価の獲得を目指し、事業活動を展開しました。
研究活動では、当研究所の
総合力を発揮することに重点をおいた研究活動を行いました。
具体的には、軽水炉高経年化や地球温暖化に関連する研究を、ミッションに直結した喫緊の課題と位置付けて総括プロジェクトとするなど、分野横断的な推進を強化しました。
また、研究成果を電気事業や社会に広く役立てるという観点から、
研究の計画段階からアウトカム(研究成果の波及効果)を意識した研究の推進に注力しました。
さらに、当研究所の知的財産を、社会に役立つ財産として最大限に活用するため、技術移転を実施するなど
知的財産の社会への提供を推進しました。
上記の詳細につきましては、
添付資料をご参照下さい。