研究所公開 実施報告

赤城試験センター研究所公開(2009.5.24) 実施報告

 早朝からの雨とその後、雨の確率が次第に高くなるという天気予報に反して、開始時刻の10時には雨もすっかり上がって、曇り空の中、家族連れを中心に約2,000人の方にご来場いただきました。

 今年は「赤城の気象と自然を知ろう!」をサブテーマに、「空っ風の正体は? − 風の研究」「赤城試験センターの森林保全活動と枯れ松のペレット燃料化」「森林資源を活用しよう − バイオマスって何だろう?」「雷の実験と雷の相談室」を紹介したほか、研究所公開としては初めて「二次電池ラボツアー」として高性能電池実験棟の内部を公開しました。また他地区の研究の中から「熱電変換 − お湯の熱で電気を起こす実験」「電波・光・音のふしぎ − 中華鍋でテレビが映るの?」など、分かりやすい内容にアレンジをして研究を紹介しました。

 「ミニ消防車の試乗」「子どものエアロビクス」の各イベントは、早朝の雨天の影響を受けて、中止とさせていただきました。

 「楽しかった。(女子、小学校低学年)」「各部門大変参考になりました。(50代男性、会社員)」「日頃見ることの出来ない内部を見せていただきいろいろ驚きました。(68歳女性、主婦)」などの感想をいただきました。

 ご来場、ありがとうございました。


※ 研究所公開は地域の皆様に研究所をご見学いただき、「研究所ってどんなところだろう?何をしているの?」そんな疑問にお応えする一日です。研究所の活動紹介、実験施設や実験の見学、子どもから大人まで楽しめる科学教室など、さまざまな企画を催します。各地区(狛江、我孫子、横須賀、赤城)、年に1回の開催です。

会場の風景

  • 空っ風の正体は?−風の研究 について説明をきく来場者

  • 上州名物「雷」から身を守るには?
    雷のミニチュア実験で検証

  • 二次電池ラボツアーは高性能電池実験棟の内部を初公開

  • バイオマスって何だろう?

  • 熱電変換 お湯で電気を起こす実験

  • 電波・光・音のふしぎのコーナー

  • チームマイナス6% 重さ当てクイズ

  • 自転車発電の体験コーナー

  • 石炭とペレット燃料で走ったミニSL

  • トラフグ養殖の魚工場

  • 野菜工場では新鮮野菜の試食も・・

  • 需要地系統 41電源室で

  • 電気自動車も公開した東京電力の展示コーナー

  • 釣り糸を材料とした光のイルミネーション作りに真剣に取り組む親子連れ

  • 近隣の同好会「桜吹雪」のお母さんたちに和太鼓の手ほどきを受ける子どもたち

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