地球工学研究所

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センター・領域紹介

構造工学領域

 構造工学領域では、地震、風、雪などの自然外力や環境作用、ならびにこれらの複合作用に対する電力施設の応答や性能を、力学・材料・IoT技術を駆使して解明し、構造物の設計や維持管理、自然災害対策への反映を図るための調査・研究に取り組んでいます。

鋼構造グループ

 当グループは、主に鋼構造物を対象とした解析、観測、および実験技術を有する研究者から構成され、鉄塔、電線をはじめとする送配電設備や変電設備、発電用風車等、様々な電力施設を対象として、地震や風雨、風雪による振動、変形、疲労損傷等、主に自然災害に関する問題に取り組んでいます。これら諸問題について、高度な非線形解析、要素から実規模までの力学実験、結果の評価・分析を実施し、現象の解明、対策の検証や提案、設計基準・指針類の策定、さらには専用ソフトウェアの開発・提供などを通して、電気事業に貢献するとともに、学究的成果を創出しています。

鋼構造グループの研究対象と研究例

鋼構造グループの研究対象と研究例

コンクリート工学グループ

 当グループは、コンクリート工学に加えて、建築学、耐震工学、無機化学を専門とする多彩な研究者集団からなり、総合力を発揮した学際的な研究を展開しています。火力発電所や原子力発電所を構成する鉄筋コンクリート製構造物や、大型の無筋コンクリート構造物であるダム施設等が、激甚化する自然災害や地球環境の変動に対しても、十分な安全性が確保されるよう、精緻な地震応答解析手法の開発とその検証、既設構造物の維持管理手法や非破壊検査技術の開発、さらに石炭灰の有効利用の拡大や新材料の開発も進めています。研究成果は、汎用性も重視し、電力施設以外の鉄筋コンクリート構造物の設計や維持管理に資することも目指しています。

火力・原子力発電所を構成する鉄筋コンクリート製構造物

火力・原子力発電所を構成する鉄筋コンクリート製構造物

 火力・原子力発電所を構成する鉄筋コンクリート製構造物が所要の期間を通じて、大地震のような激甚災害下でも所要の機能が確保されることを実証するため、大型の構造実験や長期の耐候性実験による実証研究等を実施しています。ここで得た知見は、学協会の基準類へ反映されています。

メインテナンス工学グループ

 当グループには、鋼・鉄筋コンクリート構造物の力学的な特性に精通すると共に、構造材料の電気・化学的分析、デバイス・システム開発、リスク管理など、多様で特徴的な専門技術を有する研究者が所属しており、構造物の劣化因子・劣化事象の非破壊試験やセンシング技術、劣化した構造物のリハビリテーション技術、IoT活用で取得される大量のモニタリング情報をもとにした構造物群のマネジメント技術など、既設電力施設の合理的な維持管理に資する研究開発を行っています。

メインテナンス工学グループの開発事例

メインテナンス工学グループの開発事例

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