電力技術研究所

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電力技術研究所とは

電力技術研究所には、次の4つの研究領域と大電力試験所、塩原実験場があります。

固体絶縁・劣化現象領域

変圧器、電力ケーブル、開閉装置、水車発電機、がいし装置などを対象とする診断・寿命評価技術や、次世代電力機器としての全固体変電所、環境低負荷ガス絶縁機器などの絶縁技術について研究しています。また、電力技術の基盤として、インパルス電圧試験、汚損試験、部分放電試験などに関わるノウハウを蓄積するとともに、電子顕微鏡レベルでの絶縁材料の微細構造分析技術、光学的手法による高電圧の計測・診断技術や放電現象の観測技術についても研究しています。

気体絶縁・放電現象領域

架空送電線・がいし類などの気中絶縁設備やSF6ガス絶縁機器などを対象とする診断・状態評価技術や絶縁技術に関する研究、これらの設備に関わる雷・放電現象に関する研究を実施しています。また、環境にやさしい電力機器の開発に向け たSF6代替ガス絶縁技術に関する研究、レーザー・光技術およびそれを用いた設備診断や環境計測に関する新技術の開発を目指した研究に取り組んでいます。加えて、電力技術の基盤として、高電圧試験、汚損試験などに関わる試験技術・ノ ウハウを蓄積するとともに、東京スカイツリーにおける雷観測などにより、雷・放電現象の観測技術についても研究しています。

サージ・電磁気現象領域

電力流通設備に係わる絶縁・耐雷技術、電磁環境評価、電磁波動解析技術の適用等に関する研究を行っています。暮らしを支える電気を届けるために、外敵である雷から流通設備を守るための方法、環境に負荷を掛けないで設備を建設する方法など、社会との調和を目指した電力設備のあり方を実現する研究に取り組んでいます。こうした研究手法や成果は、内外の規格や基準に反映されており、社会への貢献も行っています。

大電流・アーク現象領域

電力機器の短絡故障時の大電流・アーク対策技術に関する研究、電力基盤技術としての短絡試験技術の維持・継承とアーク現象の解明、超高温で化学的に活性なアークプラズマを廃棄物処理技術や新材料創製などに応用する研究、超電導電力機器の開発に資する超電導線材の高性能化研究を推進しています。

大電力試験所

電力機器の短絡試験および試験技術、大電流計測技術の開発を行っています。

また、ISO/IEC17025(校正機関および試験所の能力に関する一般要求事項)に適合する大電力試験所として、平成 13 年 12 月に、(財)日本適合性認定協会(JAB)より試験所認定を取得しました。各種電力機器に関する性能評価試験能力が、国際基準を満足していることが証明されています。

塩原実験場

12MVインパルス電圧発生器(世界最大級)、UHVコロナケージおよび±800KV直流送電線設備があり、送配電線の耐雷性能、絶縁特性に関する研究ならびに電気環境に関する研究を進めています。

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