エネルギー技術研究所

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組織情報

研究所概要

電力中央研究所は、2004年(平成16年)4月に研究・試験機関の再編を行い、エネルギー技術研究所はその一つとして発足しました。2016年(平成28年)4月に4つの研究領域の見直しを行い、今後に向け、より分り易く、効率的な新体制としました。

エネルギー・電力市場の自由化、地球温暖化問題への対応、ライフスタイルの多様化など、エネルギー事業を取り巻く環境が大きく変動する中で、エネルギー技術研究所は、電力の安定供給を支える既設の火力発電所の活用支援・技術支援、次世代に向けた高効率・低コスト・クリーンな新しい発電技術の提案・開発、社会・環境と調和したエネルギープラットフォームの提案・開発など、当所の総合力を生かし、研究に取り組んでいます。  

研究所 エネルギー技術研究所
発足年月 2004年4月
代表者 所長 原 三郎
職員数 64名(学位保持者36名)[2020年4月1日現在]
所在地 〒240-0196 神奈川県横須賀市長坂2-6-1

所長ご挨拶

所長

電力中央研究所
エネルギー技術研究所長
原 三郎

電力中央研究所エネルギー技術研究所は、エネルギー・環境分野の発展に貢献すべく、既設火力発電所で発生する様々な問題の解決、次世代の火力発電技術の開発、さらなる未来社会に求められる環境に優しく効率的なエネルギーの活用について研究を行っています。

エネルギー資源のほとんどを輸入に頼るわが国は、資源の効率的な利用に向けて、既設火力発電所の能力を最大限に発揮しつつコストの低減に取り組んでいく必要があります。そのため、発電所で生じる様々な故障や不具合の原因究明と対策、発電用燃料の事前評価、PM2.5等の環境影響が懸念される物質の解明、石炭灰の有効利用など、火力発電の現場に即した多方面の研究開発に取り組んでいます。

次世代の火力発電技術は、これまで以上に効率的であるとともに、環境保全性に優れることが求められます。その実現に向けて、再生可能エネルギーの利用拡大を支える火力発電技術、環境を守りながら多様な燃料から電気を作り出す火力発電技術などの開発に取り組んでいます。

未来社会では、地球環境とエネルギー利用の調和が必要です。環境と調和する発電技術の姿を探りながら、燃料電池のような電気と熱を利用する高効率エネルギー利用、国内に大量の熱源を有する地熱の利用拡大、太陽光や風力などの変動性の再生可能エネルギーと調和する発電技術などの技術開発を進めています。

今ある発電所を大切に使いながら、「こうあって欲しい」と願う未来社会へ着実にバトンタッチするために、エネルギー技術研究所は現在から未来までを見据えたエネルギー利用技術の開発に取り組んでいます。

沿革

エネルギー技術研究所の主な歩み
2004 電力中央研究所の横須賀地区において、専門分野別研究所構成の見直しに伴い、従来の「横須賀研究所」を母体に、「電力技術研究所」、「エネルギー技術研究所」、「材料科学研究所」の3研究所ならびに「横須賀運営センター」が発足。「エネルギー技術研究所」は旧「エネルギー機械部」と旧「エネルギー化学部」を中心に再編し、「システム熱工学領域」、「高温発電工学領域」、「燃料・燃焼工学領域」を設置。
2006 従来の3領域を「プラント工学領域」、「燃料改質工学領域」、「エネルギー変換工学領域」に再編
2009 従来の3領域を「高効率発電領域」「燃料高度利用領域」、「エネルギー変換領域」に再編
2010 「ヒートポンプ・蓄熱領域」を新設
2016 従来の4領域を「火力運用保守領域」、「次世代火力発電領域」、「エネルギープラットフォーム創生領域」、「ヒートポンプ・省エネ領域」に再編
2017 「ヒートポンプ・省エネ領域」が「エネルギーイノベーション創発センター」に移管

研究協力と交流

国や電力会社、企業からの受託研究を実施しています。

[ 国などからの主な受託研究 ]
  • 「石炭灰の削減と用途拡大のための石炭高品位化技術開発 」(NEDO)[2019年度〜2021年度]
  • 「微粉炭焚ボイラにおけるマルチバーナ対応アンモニア混焼技術の研究開発」(NEDO)[2019年度〜2020年度]
  • 「石炭自然発熱影響因子評価」(NEDO)[2018年度〜2020年度]
  • 「機動性に優れる広負荷帯高効率ガスタービン複合発電の要素研究」(NEDO)[2018年度〜2021年度]
  • 「固体酸化物形燃料電池の耐久性迅速評価方法に関する基礎研究」(NEDO)[2013年度〜2019年度]
  • 「IoT-AI適用による小規模地熱スマート発電&熱供給の研究開発」(NEDO)[2018年度〜2020年度]
  • 「大型ばい煙発生施設の排煙処理装置におけるPM2.5の除去特性に関する研究」(ERCA)[2017年度〜2019年度]
  • 「CO2回収型次世代IGCC技術開発」(NEDO)[2015年度〜2020年度]
  • 「既設火力発電所におけるアンモニア利用に関する検討」(JST)[2015年度〜2018年度]
  • 「低品位炭とバイオマスのタイ国におけるクリーンで効率的な利用法を目指した溶剤改質法の開発」(JST)[2013年度〜2018年度]
  • 「次世代ガス化システム技術開発」(NEDO)[2015年度〜2017年度]
  • 「地熱発電適用地域拡大のためのハイブリッド熱源高効率発電技術の開発」(NEDO)[2013年度〜2017年度]

国内の大学と連携し、学生・大学院生の教育にも貢献しています。

[ 連携大学院設置大学 ]
  • 横浜国立大学
  • 群馬大学
[ 非常勤講師派遣先 ]
  • 東京大学
  • 東京工業大学
  • 九州大学
  • 筑波大学
  • 横浜国立大学
  • 日本大学
  • 東京電機大学

国内外の大学や研究機関と協力関係を築いています。

[ 主な相手先機関 ]
  • 産業技術総合研究所(AIST)
  • 南アフリカ電力公社(ESCOM)
  • 韓国電力公社電力研究院(KEPRI)

国内外からの研究員や研修生を受け入れています。

[ 主な受け入れ実績 ]
  • 京都大学
  • 横浜国立大学
  • 秋田大学
  • 上海交通大学
  • 韓国電力公社電力研究院
  • 釜山大学
  • モンゴル国立大学
  • スウェーデン王立工科大学
  • リーズ大学
  • カールスルーエ大学
  • アイントホーフェン工科大学

パンフレット・刊行物

アクセスマップ

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