登録番号1989-00600 (N00)
タイトルヒューマンエラーにもとづく事故防止と新危険予知訓練
内容概要ヒューマンエラー事故を防止するのに「新危険予知訓練」(新KYTとそれに基づく短時間KY活動)が極めて有効であることは、新KYTの導入・定着に真剣に取り組んだ多くの事業場が、著しい安全成績の向上という実績で明瞭に証明した。本稿は、ヒューマンエラーの防止策について、KYTに焦点をあてて人×心(ヒューマンウェア)の面から考察したものである。ここでの検討は、1)ヒューマンエラーとは、2)人間の行動特性と事故防止策、3)物(ハードウェア)の面の対策、4)人×物(ソフトウェア)の面の対策、5)人×心(ヒューマンウェア)の面の対策、6)具体的な諸活動、7)新KYTの進め方の特色、8)新KYTの目指すもの、9)感受性・集中力・意欲、10)一分間黙想・タッチ&コール、というテーマに沿って進められている。また、結言としては、実践KY活動の展開には、職場風土(職場の人間関係、雰囲気、価値観)の先取り的な変容が必要であること、そのような職場風土を3~7年の歳月をかけて地道につくってゆくのがゼロ災運動であることが述べられている。
著者田辺 肇(CHUO RODOH SAIG)
出典生産と電気
発行年月日1986/00/00
巻号0038/0008
ページ(0024-0027)
言語日本語
登録キーワード安全衛生、KYT活動、ゼロ災、TBM、ヒューマンエラー、行動特性、人間特性、安全管理、士気、作業環境、錯覚、ヒヤリハット

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