登録番号1989-00823 (M00)
タイトル人間信頼性評価5手法の比較評価について
内容概要ヒューマンエラー率予測手法(THERP)、ヒューマンエラー評価および低減法(HEART)、成功尤度指標法(SLIM)、主観的エラー判定法(APJ)、一対比較(PC)の5つの人間信頼性評価手法を、正確度(過誤率の適中性)、適用性、資源(時間、人材など)の必要性、の3つの側面から評価するための実験を行った。フォルトツリーやイベントツリーに基づく5つのエラー・シナリオを用いて5つの手法を比較した結果、1)THERPとAPJが正確度では最も優れている、2)HEARTも正確な手法であり、かつ他の手法に比べて時間や労力の必要性も少ない、3)HEARTとTHERPは、訓練された評価者を登用することによって、さらに優れた成果を生むことができる、4)SLIMとPCは、評価値のキャリブレーションの手順の確立が課題となる、5)APJとTHERPは、定性的評価としては適用性が高いが、人的過誤率の定量的評価という面では、SLIMやHEARTのような適用性を示していない、ことなどが示された。
著者B.KIRWAN(BNFL)
出典
発行年月日0000/00/00
巻号
ページ
言語英語
登録キーワード人間信頼性評価手法、過誤率推定手法、過誤率データ、フォルトツリー、イベントツリー、ヒューマンエラー、確率論的リスク評価、定性的評価、定量的評価、モデル化、修復率

検索ページへ戻る