登録番号1998-02446 (A00)
タイトル組織効率化のためのコミュニケーションとセーフティ・カルチャーの関わり
内容概要セーフティ・カルチャーはある組織における規範、信念、本務、態度、振る舞いと考えられているものであり、それらは健康と安全に組織として優先順位をどう置いているか、この面で展開、維持している基準はどうなのかということに関係している。コミュニケーションはセーフティ・カルチャーにとって非常に重要な要素であり、この研究ではコミュニケーションについて検証し、コミュニケーションとセーフティ・カルチャーの関係を考える。この論文では速やかに変化していく環境の下でのコミュニケーションの役割について、鉄道産業でのケース・スタディとして、上から下へと階層的に指示が伝達されるカスケード・ブリーフィングについて実験を行った。実験の結果、カスケード・ブリーフィング・システムの根本的な難しさが明らかになると共に、カスケード・ブリーフィング・システムを採用する場合には、労働スタッフが基本的に同じフィロソフィーを持つ必要があり、そうでないとブリーフィングは逆効果を招くことがわかった。
著者C.R.J.HORBURY(ASTON UNIV)、R.T.BOOTH(ASTON UNIV)
出典ADVANCES IN OCCUPATIONAL ERGONOMICS AND SAFETY 1996
発行年月日1996
巻号0002
ページ(0760-0765)
言語英語
登録キーワードコミュニケーション、他産業、組織運営

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