登録番号 | 1999-02706 (C00) |
タイトル | トヨタ自動車のSTOP6活動と職場診断システム |
内容概要 | 1999年6月30日~7月1日に開催された(社)日本能率協会主催「製造業における災害・事故予防対策セミナー」のテキストである。本稿では、トヨタ自動車が実施しているSTOP6と呼ばれる重点災害未然防止活動とそれを支援する設備安全設計活動、教育啓蒙活動について解説している。STOP6活動では、過去の災害事例の分析から「挟まれ・巻き込まれ」、「重量物による接触」、「車両との接触」、「墜落・落下」、「感電」、「高熱物との接触」の6種の災害を特に重点災害として、災害の未然防止活動として「活動の流れ・仕組みづくり」、「課長教育の実践」、「(M)ショップ挟まれ防止検討会」といった活動について、また設備対策として「安全設計検討会の継続実施」、「シンプルな設計」、「階層構造とする標準の体系化」について紹介している。また、職場診断システムとして、「異常処置・低頻度作業の把握」、「危険性の層別」、「設備・作業の改善」、「要領所の作成・整備」、「作業管理」、「作業観察」、「挟まれ個所の改善」、「止められない作業対策・改善」といった12の観点を用いた診断システムについて紹介している。 |
著者 | 古沢 登(TOYOTA) |
出典 | JMA 主催災害・事故予防対策セミナーテキスト |
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言語 | 日本語 |
登録キーワード | 他産業、エラー分析、事故分析、安全管理、組織運営 |