登録番号2000-02848 (A00)
タイトル国際標準規格「ISO12100」「ISO14121」とリスクアセスメントの概要
内容概要国際規格の中で製品安全の分野に大きな影響を及ぼすものとして、機械類の製品安全に関するISO12100とリスクアセスメントに関するISO14121が注目されている。本稿では、両規格の概要、リスクアセスメントの実施方法、両規格の導入方法が説明されている。ISO12100では、基本用語や安全確保の方法論、それを実現するための技術原則や仕様などについて規定されているが、安全確保の方法論の中で、特にリスクアセスメントについては、ISO14121に具体的な手順・手法が規定されている。リスクアセスメントの取り組み手順は、1)機械の限界の決定、2)危険源同定、3)リスク見積り、4)リスク評価、5)安全対策検討、6)残留リスク表示警告、である。導入モデルとして、以下の流れが紹介されている。1)経営トップの認識、2)導入研修、3)設計部門におけるISO12100とその下位規格を踏まえた安全設計、4)設計部門におけるリスクアセスメントの試験的実施・社内専門家および評価員育成、5)現状認識・評価、6)設計に関する社内基準書策定、7)対象製品洗い出し・全体スケジュール作成、8)具体的取り組み、9)設計仕様仮決定・試作、10)リスクアセスメント検証、11)評価員・第三者チェック、12)設計仕様決定・量産体制構築・製品化。
著者(INTARISK)
出典工場管理
発行年月日2000
巻号0046/0004
ページ(0069-0079)
言語日本語
登録キーワードリスク評価、安全設計

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