電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

H07009

タイトル(和文)

雷撃電流と雷撃密度を考慮した雷ハザードマップの構築-送変電設備用25kmメッシュ-

タイトル(英文)

Construction of lightning hazard map in Japan by considering both of lightning current and lightning density -25km meshes for Substations and Transmission lines-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

これまで、全国の電力会社から落雷位置標定システムで観測したデータを入手し、電中研において1992年から10年間の落雷頻度マップを作成した。しかしながら、電力会社の落雷位置標定システムがそれぞれ異なっているため、雷撃電流波高値や多重度のデータを十分に生かすことができなかった。そのため、まずこの観測データを再評価することにより全国共通の評価値を見つけ出すことを目標にし検討したところ、全国共通の尺度で落雷密度、雷撃電流波高値および多重度を評価できる見込みが立ち、落雷密度と雷撃電流波高値の両者を考慮した送変電所用設備を対象とした雷ハザードマップを作成したので報告する。

概要 (英文)

We made lightning frequency maps for 10 years 1992 through 2001 after we based on the data observed with lightning location systems of electric utilities in Japan. However, We could not utilize the data of lightning currents and multiplicities sufficiently because lightning location systems of electric companies were different. Thus, first of all, we reexamined these observed an evaluation method for lightning currents and multiplicities by the common scales all of Japan. Then, we have made lightning hazard maps for substation and transmission line considering both of lightning densities and lightning currents.

報告書年度

2007

発行年月

2008/07

報告者

担当氏名所属

松原 広治

電力技術研究所 高電圧・電磁環境領域

須田 知孝

電力技術研究所 高電圧・電磁環境領域

本山 英器

電力技術研究所 高電圧・電磁環境領域

キーワード

和文英文
落雷密度 Lightning density
落雷電流 Lightning current
多重度 Lightning multiplicity
雷ハザードマップ Lightning hazard map
落雷位置標定システム Lightning location system
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