電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

R03004

タイトル(和文)

超広帯域無線(UWB)の技術動向と課題

タイトル(英文)

Survey of current techniques of Ultra WideBand and their issues

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

あらゆるものがネットワークを介して自律的に通信を行うユビキタスネットワークでは、音声や動画像などの大容量データをリアルタイムでやりとりすることができる超高速の無線通信環境が要求されている。これを実現する無線方式としてUWBに対する注目が集まっており、UWB技術の研究、開発や標準化活動が活発に行われている。 本報告では、UWBに関する技術動向および適用について調査を行い、UWBの電気事業への適用可能性を明らかにする。その結果、主に以下のことが明らかになった。(1)UWBとは、基本的に無線信号をインパルスとして送信することで、超広帯域の周波数帯を占有し、短距離での超高速通信や測距を実現する無線方式である。(2)UWBは既存の無線システムへ干渉を与える恐れがあり、試算の結果などから、電気事業へのUWBの適用にあたっては十分な検討が必要である。

概要 (英文)

Recently, ultra-high-speed radio communication that can transmit large data applications such as voices and movies is required to realize "ubiquitous network" where everything communicates automatically each other. UWB (Ultra WideBand) is getting attention as one of the ultra-high-speed radio communication ways and its researches and standardization activities are into practice. In this report, we survey current techniques of UWB and their applications. Based on survey, the followings are clarified: UWB technology is expected to realize ultra-high-speed radio communication occupying very wide frequency spectrum. In order to apply UWB to communication in power utilities, it is important to clarify the interference to other power utility machines.

報告書年度

2003

発行年月

2004/08

報告者

担当氏名所属

高橋 健一

情報研究所

宮下 充史

情報研究所

キーワード

和文英文
UWB Ultra WideBand
インパルス Impulse
レーダ Rader
PAN Personal Area Network
電気事業 Power Utility
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry