電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

R03011

タイトル(和文)

センサネットワーク技術の現状と電気事業への適用

タイトル(英文)

Survey of Sensor Network Technologies and their Application to Electric Power Utilities

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

IT社会の進展とともに、様々な計測情報を効率よく収集することが求められている。特に移動する観測対象の計測や密度の濃い面的な計測は、従来の有線を使ったセンサだけでは機能的およびコスト的に実現が困難であったが、最近の無線通信技術、ネットワーク技術、微細加工技術等の進歩により、そのような計測を実現する技術としてセンサネットワークが出現し、注目されている。センサネットワークは、無線通信機能を備えた小型端末に様々なセンサを搭載し、取得したデータを端末間で中継伝送しながら情報を収集するネットワークである。本報告書では、無線を用いたセンサネットワークに関する要素技術の現状および一般的な適用が期待されている分野について調査を行い、電気事業への適用効果や課題を示した。

概要 (英文)

Sensor Networks are composed of small sensor nodes which have sensors and wireless communication functions. And the data acquired from the node is sent to Gateway among sensor nodes using multi-hopping technique. This network can set up a lot of sensor nodes without physical limitation, and can acquire data easily in various points. Making use of the great variety of data, we can get a lot of information that is not obtainable only with a few data.Sensor Networks are one of elements to realize a ubiquitous society, and are expected to be applied for various fields in future.In this report, we showed survey of Sensor Network technologies and studied their application and problem to be solved for electric power utilities.

報告書年度

2003

発行年月

2004/03

報告者

担当氏名所属

尾造 宏之

情報研究所

高橋 健一

情報研究所

宮下 充史

情報研究所

キーワード

和文英文
センサネットワーク Sensor Network
アドホックネットワーク Ad-hoc Network
ユビキタス Ubiquitous
ルーチングプロトコル Routing Protocol
無線通信 Wireless Communication
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