電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

R04022

タイトル(和文)

ディジタル信号処理による光電波融合通信の伝送品質改善手法(その1) -―ポストディストーション型による非線型歪み補償の基礎検討―-

タイトル(英文)

Transmission Quality Improvement Method for Radio over Fiber Communication System Using Digital Signal Processor (No. 1)- Fundamental Study of Nonlinear Distortion Compensation Using Post Distortion Technique -

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

光電波融合通信システムにおいては、外部光変調器の非線形変換特性による歪みが問題となる。本報告では、ディジタル信号処理装置による非線形歪み補償システムを提案し、ポストディストーション型非線型歪み補償装置による基礎実験を行った。16QAM信号を用いた評価では、信号波形および信号点配置の補正効果が確認され、EVM(Error Vector Magnitude)が12%から11%に改善された。

概要 (英文)

In RoF (Radio over Fiber) system, radio signal suffers nonlinear distortion from conversion characteristic of the external optical modulator. In this report, we proposed the RoF system employing the nonlinear distortion compensator implemented to FPGA (Field Programmable Gate Array), and studied the post distortion type compensator effect experimentally. Through the experiments using 16-QAM signal, radio signal form and consteration was effectively compensated, and EVM (Error Vector Magnitude) was imploved from 12% to 11%.

報告書年度

2004

発行年月

2005/09

報告者

担当氏名所属

宮下 充史

システム技術研究所通信システム領域

キーワード

和文英文
光電波融合 Radio over Fiber
ディジタル信号処理 Digital Signal Processing
非線型歪み補償 Nonlinear Distortion Compensation
電界吸収型光変調器 EAM
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry