電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T01033

タイトル(和文)

リチウムイオン電池の劣化メカニズムの解明 -劣化機構とその診断法-

タイトル(英文)

Degradation Mechanism of Li-ion Cell after Long Cycling --- Mechanism and Method for Estimating the degradation factor---

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

充放電サイクル経過に伴うリチウムイオン電池(LiCoO2/Graphite系)の劣化機構とその劣化程度を診断する方法として、非破壊で測定可能なインピーダンス測定法、熱量測定法、dQ/dV微分解析法、V-T特性解析法を適用し、解析した。電池の主な劣化原因は、正/負極活物質の利用率低下、電極表面に堆積した抵抗成分の増加、および活物質の集電体からの剥離に伴う集電性能の低下などにより、容量低下が起こる。電池全体の劣化は、負極劣化に支配される。劣化診断法としては、測定に特別な装置を必要としないV-T特性解析法により、正/負極活物質の劣化と抵抗成分の増加の寄与を定量的に評価できることを初めて示した。

概要 (英文)

To clarify the capacity fade and develop a degradation diagnosis method for Li-ion cells (Graphite/LiCoO2 system) after long cycling, we have been conducting analyses using impedance spectroscopy, calorimetry, dQ/dV analysis, and V-T analysis. We found that the capacity fade of the cells consisted of the decrease of effective active material capacity in both electrodes, the increase of the resistance, which accumulated to the electrode surface, and the decline of the collector performance, which accompanied strip from collector of active materials. The increase of resistance and decline of the collector performance at anode electrode caused capacity fade. The V-T analysis method was effective as a way of estimating the process of degradation.

報告書年度

2001

発行年月

2002/04

報告者

担当氏名所属

熊井 一馬

狛江研究所リチウム二次電池プロジェクト

小林 陽

狛江研究所リチウム二次電池プロジェクト

宮代 一

狛江研究所リチウム二次電池プロジェクト

竹井 勝仁

狛江研究所リチウム二次電池プロジェクト

岩堀 徹

狛江研究所リチウム二次電池プロジェクト

キーワード

和文英文
リチウムイオン電池 Lithium Ion Cell
劣化機構 Degradation Mechanism
劣化診断 Degradation diagnosis method
リチウムコバルト酸化物正極 Lithium cobalt oxide cathode
グラファイト負極 Graphite anode
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