電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

U01022

タイトル(和文)

森林のCO2吸収量評価に関する研究の現状と課題

タイトル(英文)

Present Status of studies related to evaluation of forest as carbon sink and the subject for future study

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

森林のCO2吸収量評価に関する研究の現状を把握し,今後の課題を明らかにするため,文献調査(180編)を中心に既存の知見を整理した。森林の炭素固定量評価の有効な指標となる森林植被面におけるCO2フラックスの観測に関して,①斜面や複雑地形での観測手法が確立されていない,②測器設置方法の決定プロセスが煩雑,③観測値の空間的な代表性が確認されていないなどの問題点が抽出された。また,土壌面CO2フラックスの評価に関しては,①長期連続観測手法が確立されていない,②観測値の空間代表性の獲得が困難であることが示唆された。これらの課題を解決し森林のCO2吸収量を評価するには,①森林内における炭素交換過程の解明,②空間代表性を有する炭素収支評価手法の確立および理論的裏付けが必要である。

概要 (英文)

Today, it is trying to assess the forest role as a sink of CO2 in relation to "Global Warming" over the world. However, the methods to estimate the carbon movements in the forest have not been established yet. This paper reports the current studies co

報告書年度

2001

発行年月

2001/10

報告者

担当氏名所属

小林 卓也

我孫子研究所応用生物部

池田 英史

我孫子研究所環境科学部

中屋 耕

我孫子研究所応用生物部

安池 慎治

我孫子研究所環境科学部

石井 孝

我孫子研究所環境科学部

梨本 真

我孫子研究所応用生物部

鈴木 智恵子

我孫子研究所応用生物部

キーワード

和文英文
二酸化炭素 carbon dioxide
気候変動枠組み条約締結国会議 COP
フラックス flux
森林 forest
温暖化 global warming
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