電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

U03042

タイトル(和文)

使用済燃料貯蔵キャスクの伝熱流動評価ならびに除熱性能の向上

タイトル(英文)

Thermal-hydraulic estimation of the spent fuel storage cask and enhancement of its heat removal characteristics

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

使用済燃料を中間貯蔵する方法として、種々の方式が考案されてきた。なかでも、空気を使って自然冷却する乾式貯蔵方式は、安全性やコスト面でメリットがあり、有望とされている。電力中央研究所では、これまで諸乾式貯蔵施設の実用化を図ってきた。さらに将来的には、高発熱使用済燃料の発生が予想されており、貯蔵施設の除熱性能を高めることが必要となってきている。このような状況を反映して、除熱性能の向上をめざして、金属キャスク及びコンクリートキャスクの除熱試験が実施された。

概要 (英文)

Many systems have been devised for interim storage of the spent nuclear fuel. A dry storage facility is regarded as one of the best one among the various storage systems because of its merit in the safety and the economy. CRIEPI has conducted studies to realize some kind of dry storage facilities. Higher heat generation of the spent fuel is expected in the near future because of production of the high burnup spent fuel and MOX spent fuel, where more efficient heat removal is necessary for a spent fuel storage facility. Reflecting such circumstances, heat removal experiments for the metal cask and the concrete cask have been carried out to improve their heat removal efficiency.

報告書年度

2003

発行年月

2004/03

報告者

担当氏名所属

古賀 智成

我孫子研究所流体科学部

キーワード

和文英文
使用済み核燃料 spent nuclear fuel
貯蔵キャスク storage cask
除熱試験 heat removal experiment
自然対流 natural circulation
熱伝達 heat transfer
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