電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

U91021

タイトル(和文)

海中林造成技術の実証第1報技術動向の文献・事例調査

タイトル(英文)

VERIFICATION OF TECHNOLOGIES FOR CREATING KELP FORESTS ON SANDY SEABEDS 1.LITERATURE SURVEY AND CASE SURVEY

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

発電所周辺の自然環境の創造,特に,ウニやアワビなどの魚介類の生息場や餌場ともなる海中林を,砂地海底にメンテナンスフリーで造成する技術の開発にあたり,その現状を把握し,今後の課題を明らかにした。海中林造成技術に関する現状として,わが国の海中林の分布,海中林を形成する海藻の要因別の生育特性,従来取り組まれてきた造成技術およびアメリカでの研究を把握した。今後の課題として,(1)基盤の造成適地の選定,(2)基盤の造成適期の選定,および,(3)耐波浪安定性を確保するとともに,表面形状などを工夫して砂・浮泥などの影響を軽減させ,対象海藻の生育を促進する基盤の設計の3点を抽出・整理した。

概要 (英文)

MARINE MACROPHYTE BEDS,ESPECIALLY KELP FORESTS CONSISTING OF LAMINARIACEAE AND LESSONIACEAE PLANTS,ARE IMPORTANT FOR PRODUCTION OF FISHERY RESOURCES AND CONSERVATION OF THE MARINE ENVIRONMENT. OUR LABORATORY HAS BEEN STUDYING HAS TO CREATE MARINE MACROPHYTEBEDS SINCE 1986 IN ORDER TO DEVELOP AMENITIES AROUND ELECTRIC POWER PLANTS. THIS REPORT SUMMARIZES THE RESULTS OF LITERATURE AND CASE SURVEYSON TECHNIQUES FOR CREATING KELP FORESTS. 1.THE PRESENT TECHNIQUES,PARTICULARLY THE DISTRIBUTION AND GROWTH CHARACTERISTICS OF THE OBJECT SPECIES,FOR CREATING KELP FORESTS WERE CLARIFIED. 2.IT IS CLEAR THAT SUITABLE SITES,SEASONS AND ARTIFICIAL BASES ARE REQUIRED FOR CREATING MAINTENANCE-FREE KELP FORESTS.

報告書年度

1991

発行年月

1991/07/01

報告者

担当氏名所属

寺脇 利信

我孫子研究所水理部水域環境研究室

後藤 弘

広報部

本多 正樹

我孫子研究所水理部水域環境研究室

キーワード

和文英文
藻場 MARINE NACROPHYTE BED
海中林造成 KELP FOREST
文献調査 LITERATURE SURVEY
事例調査 CASE SURVEY
メンテナンスフリー MAINTENANCE FREE
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