世界的な地球環境問題の高まりの中、わが国の電気事業にも着実な温暖化対策の推進が期待され、一方では、燃料調達や原子力稼働率など、地球環境と調和の取れた電力の安定供給を図る上での課題も多くなっています。
このような社会情勢の中で、財団法人電力中央研究所(理事長:
、東京都千代田区大手町)は、平成19年度に引き続き「エネルギーセキュリティの確保」と「地球環境問題への対応」の両立を最大のミッションと位置づけ、このたび「平成20年度 事業計画」を取りまとめました。
平成20年度は、以下を基本に研究開発を推進します。
-
電力とエネルギーの研究に関する専門家集団として、社会のニーズに応えて上記のミッションを達成するために総力を挙げます。このため、幅広い基盤技術を結集し、研究総合力を発揮して、革新的な技術開発も含め、将来にわたる電気事業の課題に着実に対応します。
-
革新技術に先取り的に取り組むために、新しい時代を切り拓く人財や、外部機関とも連携して総合的に研究を推進するプロモーターなど、次世代を担う人財を育成します。
-
透明で能率的な運営とするため、内部統制など、時代の変化に応じた活動基盤の整備を進めます。費用構造や業務プロセスの改善を通じて、経営資源の一層の活用を図ります。また、公益法人制度改革について適切に対応します。
詳細については、
添付資料をご参照ください。