財団法人 電力中央研究所

プレスリリース

2007・2008年度 短期経済予測(2008年3月)

〜国内景気は来年度にかけて減速へ〜

平成20年3月11日
財団法人 電力中央研究所
 財団法人電力中央研究所(理事長:、本部:東京都千代田区)では、米国を中心とする海外経済の状況、原油価格動向など最新の情報にもとづき、電中研独自の短期マクロモデルを用いて短期経済・電力需要予測とシミュレーション分析を実施いたしました。
 当研究所の予測では、実質GDPが2006年度前年度比2.4%増(実績)の後、07年度は同1.4%増、08年度は同1.3%増と鈍化することに伴い、企業収益の圧迫や民間最終消費支出の伸び悩みが生じ、国内景気は08年度にかけて減速するとみています。

 また、販売電力量(9社計)は、07年度は前年度比2.0%増、08年度は同0.7%増となり、電灯需要は、07年度は猛暑・厳冬の影響で同1.6%増、08年度は同0.7%増となる見込みです。電力需要は、07年度は原油価格高騰による自家発から買電へのシフトなどにより同2.1%増すものの、08年度は景気減速を背景に同0.7%増と前年より伸びが鈍化すると予想しています。結果の詳細につきましては、添付資料をご参照ください。
問合せは、こちら からお願いいたします。

※ 本件は、エネルギー記者会、内閣府記者クラブ、日本銀行金融記者クラブで資料配布致しております。

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