電力中央研究所

7つの目標

 電力中央研究所は「持続可能で社会に受容されるエネルギーシステム」を2050年の日本の目指す姿の一つとして定め、その実現に必要となる7つの目標に向けた取り組みを進めています。脱炭素技術の開発に加え、エネルギーの新しい利用のあり方や供給の強靭化に関わる研究を推進し、得られた知見を社会実装することで電気事業や社会の発展に貢献していきます。

■再生可能エネルギーの主力電源化

再生可能エネルギー発電の量・効率・多様性の向上を図ります。再生可能エネルギーの導入拡大に必要な系統安定化技術を開発し、主力電源化に貢献します。

■高安全・低コストの原子力

原子力発電所の安全性の定量化や長期運転を実現するための技術を確立します。さらに今後の新増設・リプレースで採用される次期原子炉に必要な技術を開発します。

■ゼロエミッション火力

火力発電のゼロエミッション化に向けて、水素やアンモニアの製造・共有・燃料技術やCCUS技術を開発します。

■電化社会

カーボンニュートラルの実現には電源の脱炭素化のみならず、エネルギーの最終消費の電化が不可欠であることを踏まえ、産業・運輸・家庭の各部門における電気利用拡大に向けた技術を開発します。

■地域エネルギー需給基盤の構築

多様な主体(事業者・需要家・アグリゲーター等)間における日常的な電力取引を可能とする配電系統のプラットフォーム化に関わる技術を確立します。さらに、電力以外の部門との相互取引(セクターカップリング)を支援する技術を開発します。

■新たな広域系統の形成

複雑化する電力系統において、経済的で信頼性の高い運用を実現する状態監視・制御技術を確立します。さらに、デジタル化の進展や事業者の多様化によりリスクが高まるサイバー攻撃等に対応するための技術を確立します。

■レジリエントなエネルギーシステム

激甚化・頻発化し広域に影響が及ぶ自然災害に対する効果的な防災・減災・復旧技術を確立します。高経年設備や新たに導入される機器に対し、デジタル技術やセンシング技術を活用して低コストかつ効果的なアセットマネジメント手法を開発します。

これまでの研究活動・成果等は「Annual Report」にてご覧いただけます。

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