電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

111

タイトル(和文)

気中アークから見た高速度再閉路に関する検討

タイトル(英文)

A STUDY OF HIGH-SPEED RECLOSING FROM THE VIEWPOINT OF ARC CHARACTERISTICS

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

事故アークの面から見た交流系統の再閉路に必要な無電圧時間は,アークとポストアークガスの挙動に大きく左右されるので,これらを詳細に把握することが大切である。本報告はこれまで当所で得られた成果をとりまとめたものである。第1部はアークの基礎特性を述べたもので,アーク柱の安定条件を導き,アーク柱の形状と運動を解析している。第2部は実系統における二次アーク自然消弧時間とアーク消弧後の絶縁回復特性について述べたもので,これら時間と特性に与える電圧・電流・ギャップ配置・風速等の影響を示した。最後にUHV系統における再閉路(または再起動)に必要な無電圧時間を示した。

概要 (英文)

THE SUCCESSFUL HIGH-SPEED RECLOSING IS NECESSARY FOR A STABLE POWER SUPPLY. A REQUIRED ZERO-VOLTAGE DURATION FOR RECLOSING IS GIVEN BY THE SUMMATION OF AUTO-EXTINCTION TIME AND GAP RECOVERY TIME.TO ESTIMATE A SUITABLE RECLOSING TIME IT IS NECESSARY TO INVESTIGATE THE BEHAVIOR OF AN ARC AND POST ARC GAS. PART 1 OF THIS REPORT REPRESENTS A THEORY OF THE STABLE PROBLEM OF AN ARC COLUMN AFTER STEENBECK S MINIMUM PRINCIPLE.THE RESULT WAS APPLIED TO THE CONFIGURATION AND MOTION OF AN ARC. IN PART 2 THE EMPIRICAL FORMULAE OF AUTO-EXTINCTION CHARACTERISTICS WERE DEVELOPED.CONNECTING WITH THE RECOVERY CHARACTERISTICS OF LONG GAP AFTER ARC-EXTINCTION,THE RECLOSING TIME OF UHV AC OR DCLINE WAS DISCUSSED.

報告書年度

1982

発行年月

1982/11

報告者

担当氏名所属

半田 栄

電力技術研究所系統絶縁部電力遮断研究室

キーワード

和文英文
自然消弧 AUTO-EXINCTION
高速度再閉路 HIGH-SPEED RECLOSING
ポストアークガス POST ARC GAS
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