電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

179031

タイトル(和文)

送変電設備への雷撃現象(その4)-直流電圧並びに短波尾インパルスによる気中ギャップの絶縁破壊過程-

タイトル(英文)


概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本報告は,(2.5×9.6)μsの短波尾インパルスと直流電圧による半球棒-平板ギャップの絶縁破壊過程をイメージコンヴァータカメラ,光電子増倍管,静止カメラによって観測し,雷撃現象の模擬実験としての可能性を検討したものである。主な結果は次の通りである。1.直流電圧による絶縁破壊過程は,コロナ放電の後に,ストリーマの発生進展→リーダの進展→リターン電離波を経て火花が完成される。これは雷インパルスの場合と定性的には同一である。2.短波尾インパルスによる絶縁破壊過程も標準雷インパルスの過程と定性的には同一である。3.直流電圧,短波尾インパルスとも雷放電の全過程を模擬することは無理であり,最終ステップ過程を模擬するものである。

概要 (英文)


報告書年度

1979

発行年月

1980/01/01

報告者

担当氏名所属

鈴木 俊男

電力技術研究所系統絶縁部放電研究室

三宅 久仁彦

電力技術研究所系統絶縁部系統絶縁研究室

新藤 孝敏

電力技術研究所系統絶縁部放電研究室

原 孝男

キーワード

和文英文
コロナ *
ストリーマ
リーダ
雷撃現象
最終ステップ距離
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