電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

180019

タイトル(和文)

PCM方式マイクロ波回線に対する送電線路の干渉特性

タイトル(英文)

INTERFERENCES OF POWER TRANSMISSION LINE TO PCM MICROWAVE SYSTEMS

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本報告は,電気所を経過するPCM方式マイクロ波通信回線の設計資料を得るため,各種ディジタル変調マイクロ波に対する送電線の干渉特性を論理的に検討した。検討対象のディジタル変調方式は,4相,8相,16相PSKと16-QAMであり,送電線路は主として10導体を対象とした。符号誤り率10の-7乗以内を確保するのに必要な許容DU比は,PSKの場合,相数が多くなるにつれて厳しくなることを定量的に示した。多導体がマイクロ波回線の伝搬路内に入って,マイクロ波遮蔽障害をひきおこすのを未然に防止するため,マイクロ波無線局と送電線路の離隔距離の計算を行った。

概要 (英文)

IN ORDER TO OBTAIN DESIGN DATA OF PCM MICROWAVE SYSTEMS IN POWER STATIONS AND ALSO IN SUBSTATIONS INTERFERENCE PROPERTIES FROM POWER TRANSMISSION LINES TO VARIOUS DIGITAL MODULATION SCHEMES ARE STUDIED THEORETICALLY. 4-,8-,16-PSK AND 16-QAM AS THE MODULATION SCHEMES, 10 BUNDLE AS THE POWER LINE CONDUCTOR ARE MAINLY CONSIDERED.THE MAXIMUM ALLOWABLE DU RATIO AT SPECIFIED BIT ERROR RATE ARE CALCULATED FOR VARIOUS MODULATION SCHEMES. THE INTERFERENCE AREAS ARE APPROXIMATELY PREDICTED WHEN THE POWER TRANSMISSION LINES OCCUPIES PARTLY THE MICRO-WAVE PROPAGATION ROUTE.

報告書年度

1980

発行年月

1980/12/01

報告者

担当氏名所属

竹下 信也

電力技術研究所電子応用部

岩崎 博

電力技術研究所電子応用部電力通信研究室

キーワード

和文英文
マイクロ波通信 MICROWAVE COMMUNICATIONS
ディジタル無線 DIGITAL RADIO
電波散乱 ELECTRO-MAGNETIC SCATTERING
許容DU比 MAXIMUM ALLOWABLE DU RATIO
干渉領域 INTERFERENCES ZONE
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