電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

180037

タイトル(和文)

気中ギャップの直流絶縁耐力に対する浮遊粒子の影響

タイトル(英文)

EFFECT OF DAST PARTICLE DC FLASHOVER VOLTAGEOF AIR

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

通常の大気成分と異なった浮遊粒子が与える気中絶縁耐力に対する影響は充分解明されていない。本報告は,容器中に粒子を浮遊させて直流フラッシオーバ電圧の低下を調べた結果を示すものである。主な結果は次のようになる。(1)粒子の浮遊による直流フラッシオーバ電圧の低下は,直径125mm球-球ギャップでは50~60%,棒-棒ギャップでは5~10%低下した。棒-平板ギャップでは浮遊粒子の影響はほとんどない。(2)コロナ電流に与える浮遊粒子の影響はほとんどない。

概要 (英文)

THIS REPORT PRESENTS THE EXPERIMENTAL RESULTS OF THE EFFECT OF FLOATING PARTICLE ON THE D.C FLASHOVER VOLTAGE. THE MAIN RESULTS ARE FOLLOWINGS. (1)THE FLOATING PARTICLES REDUCED D.C.FLASHOVER VOLTAGE BY 50 60% IN THE CASE OF 125MM DIAMETER SPHERE-SPHERE GAPS AND BY 5 10% IN THE CASE OF ROD-ROD GAPS.FLOATING PARTICLE IN ROD-PLANE GAPS DID NOT AFFECT THE FLASHOVER VOLTAGE SO MUCH. (2) FLOATING PARITCLE DID NOT AFFECTED THE CORONA CURRENT SO MUCH.

報告書年度

1980

発行年月

1981/04/01

報告者

担当氏名所属

三宅 久仁彦

電力技術研究所系統絶縁部系統絶縁研究室

キーワード

和文英文
直流 DC
フラッシオーバ FLASHOVER
浮遊粒子 FLOATING PARTICLE
気中絶縁
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