電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

180075

タイトル(和文)

安定度解析用潮流断面作成論理の開発

タイトル(英文)

DEVELOPMENT OF LOAD FLOW CALCULATION PROGRAMFOR STABILITY ANALYSIS OF POWER SYSTEM

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

電力系統の安定度解析精度の向上は大電力輸送設備の高効率運用や安定化設備の設計にとって重要な課題であり,当所はこれまで対象系統を詳細に模擬した大規模系統解析手法(Y法)の開発実用化研究を行ってきた。一方,安定度解析の初期条件を決定する潮流断面は,解析結果に大きく影響するため,とくに大規模系統の詳細な解析を行う場合,その作成作業には細心の注意と多大な労力を必要としている。本稿は,この潮流断面作成を論理的に行い,かつ機械化したことを報告している。この機械化は,安定度解析の精度と効率を向上させるだけでなく,オンライン安定度監視や会話型の系統解析システムを実現する際の1つの問題点を解決するものである。開発した計算機ブログラムは,中部電力のオンライン安定度監視システムに組込まれており,これまでの運用実績はきわめて良好である。

概要 (英文)

IN THE POWER SYSTEM STABILITY ANALYSIS BY DIGITAL SIMULATION,IT IS THE FIRST PROCEDURE TO ESTABLISH THE INITIAL CONDITION OF THE NETWORK WHICH REALIZE THE POWER FLOWS AND VOLTAGE PROFILEAT THE PRE-FAULT STATE.USUALLY THIS INITAL CONDITION ESTABLISHMENT NEEDS A SOPHISTICATED WORK AND IT IS VERY MUCH TIME CONSUMING. RECENT PLANTO INSTALL THE SYSTEM STABILITY MONITORING SYSTEM IN THE POWER DISPATCH CENTER REQUIRES TO AUTOMATE THIS STEP AND TO QUICKLY OBTAIN THE INITIAL CONDITION WHICH DOES NOT CONFLICT WITH THE ON-LINE TELEMETERED DATA.THIS REPORT DESCRIBES A DIGITAL COMPUTER ALGORITHM TO REALIZE THE ABOVENEED,AND SOME FIELD TEST RESULTS.

報告書年度

1980

発行年月

1982/05/01

報告者

担当氏名所属

大庭 靖男

電力技術研究所電力システム部電力系統研究室

植田 清隆

電力技術研究所電力システム部電力回路研究室

浅田 実

電力技術研究所電力システム部電力回路研究室

キーワード

和文英文
安定度 LOAD FLOW CALCULATION
潮流断面 STABILITY ANALYSIS
感度定数 STABILITY MONITORING SYSTEM
有効電力潮流 ON-LINE TELEMETERED DATA
母線電圧
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