電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

184031

タイトル(和文)

キャパシタンス型分圧器とその信頼性の検討

タイトル(英文)

A STUDY OF THE CAPACITANCE VOLTAGE DIVIDER AND ITS RELIABILITY

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

著者がさきに開発したキャパシタンス型分圧器について,変電所の現場における約7年間の稼働実績と多くの測定データからその動作の信頼性を検討し,また実際の設置時に最低限必要な計算式の整備と,インパルス印加時動作のEMTPによる計算を行なって実用時の便宜をはかった。信頼性についての主な結果は以下のようである。1.キャパシタンス型分圧器自体に起因する出力の変動は0.5%以下の程度である。2.キャパシタンス型分圧器の性能の経年変化は実用上無視できる。3.強風,豪雨はキャパシタンス型分圧器の性能に実用上影響しない。4.キャパシタンス型分圧器の電極に冠雪があると出力が10%前後増加する場合がある。また低圧側地上高の1/2以上にもおよぶような大量積雪があると,定量測定には適さなくなる。

概要 (英文)

THE AUTHOR DEVELOPED FORMERLY THE CAPACITANCE VOLTAGE DIVIDER WHICH IS EASY AND CHEAP TO INSTALL IN THE POWER STATION YARD. THE MAIN OBJECT OF THIS STUDY IS MAKING CLEAR THE RELIABILITY OF THE CAPACITANCE VOLTAGE DIVIDER. MAIN RESULTS OBTAINED ARE; 1.THE CHANGE OF THE OUTPUT OF THE CAPACITANCE VOLTAGE DIVIDER CAUSED BY THE DIVIDER ITSELF IS ABOUT 0.5% OR UNDER. 2.THE CHANGE OF THE PERFORMANCE OF THE CAPACITANCE VOLTAGE DIVIDER THROUGH SEVERAL YEARS IS PRACTICALLY ZERO. 3.THE INFLUENCE OF THE THUNDERSTORM ON THE PERFORMANCE OF THE CAPACITANCE VOLTAGE DIVIDER IS PRACTICALLY ZERO. ETC・・・

報告書年度

1984

発行年月

1985/04/01

報告者

担当氏名所属

古野 勝雄

電力研究所システム部

キーワード

和文英文
電圧測定 VOLTAGE MEASUREMENT
分圧器 VOLTAGE DIVIDER
信頼性 RELIABILITY
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry