電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

220

タイトル(和文)

亜臨界圧ボイラ蒸発管のスケール対策

タイトル(英文)

CONTROL AND MANAGEMENT OF SCALE DEPOSITION IN SUBCRITICAL BOILER TUBES

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本報告は,144台,36,670MW(電力10社)にのぼる亜臨界圧火力発電設備を対象とした運用・保守管理に資することを目的として,主要課題の一つであるボイラ蒸発管のスケール対策に関する検討結果をとりまとめたものである。主な検討結果は次の通りである。(1)化学洗浄時期判定式を導出すると共に,式中の関連諸因子に関する適用値,適用式および運用方法を求めた。(2)上記(1)を用いて化学洗浄時期試算を行い,従来の実績に比べ大巾に延伸し得る見通しのあることを示した。(3)スケールの難溶化は給・復水系からの搬入物であるニッケルおよび亜鉛が主に関与するが,化学洗浄後に残存した場合,管母材に対する腐食影響に極めて軽微であると判断された。(4)現行水処理法のうち,りん酸塩処理法は揮発制御物質処理法に比べスケール生成の程度が同等もしくは小さくなる割合の多いことが実態的に示さ

概要 (英文)

THIS REPORT DESCRIBES THE FOLLOWING CONTENTSWITH THE AIM OF ESTABLISHMENT RATI ONAL STANDARDS ON THE ESTIMATIONOF CHEM ICAL CLEANING INTERVAL AND ELUCIDATION T HE FORMATION CONDITIONS OF THE RESIDUARY SCALE FOR SUBCRITICAL BOILER GENERATING TUBES ,THAT IS , (1)THE FORMULAS TO DETERMINE THE CHEMICAL CLEANING INTERVAL AND THE APPLICATOR Y METHOD OF FACTORS RELATED WITH THE D ETERMINATION OF CHEMICAL CLEANING INTE RVAL. (2)THE COMPARISON OF THE CALCULATION RESULTS ANDTHE ACTUAL RESULTS ON CHEMICA L CLEANING INTERVAL, (3)THE ELUCIDATION OF THE FORMATION CONDITIONS OF THE RESIDUARY SCALE WHICH AR E COMPOSED OF SPINEL TYPE OXIDES AS ZN ALO AND NIFEO (4)THE ACTUAL ESTIMATION ON THE SCALE FORMATIVE VELOCITY BETWEEN CO-ORDINATED PHOSPHATE TREATMENT AND ALL VOLATILE T REATMENT.

報告書年度

1985

発行年月

1985/06/01

報告者

担当氏名所属

ボイラスケール対策研究会(エネ研)

ボイラスケール対策研究会(エネ研)

キーワード

和文英文
亜臨界圧ボイラ SUBCRITICAL BOILER
蒸発管内面スケール GENERATING TUBES SCALE
化学洗浄時期判定式 CHEMICAL CLEANING INTERVAL
難溶性スケール RESIDUARY SCALE
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