電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

277008

タイトル(和文)

タービンロータ用Cr-Mo-V鋼の高温低サイクル疲労および熱疲労強度

タイトル(英文)


概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本研究は,高中圧タービンロータ用Cr-Mo-V鋼を供試材とし,300-550℃におけるIn-phase熱疲労(高温側引張,低温側圧縮)およびOut-of-phese熱疲労(高温側圧縮,低温側引張)ならびに550℃における高温低サイクル疲労実験の結果について述べるものである。破損寿命は,歪保持のない場合,高温低サイクル疲労とOut-of-phese熱疲労ではほぼ等しいが,In-phase熱疲労では,低歪範囲側でそれらを拡大する傾向で長い,また高温において歪保持をもたせると,その効果は,In-phase熱疲労において最も早く顕著に現われる。破損寿命に及ぼす歪保持時間の影響は,破損様式と関連しており,粒界型では破損寿命の低下が生じるのに対し,粒内型ではほとんど破損寿命の低下を生じない。

概要 (英文)


報告書年度

1977

発行年月

1977/10/01

報告者

担当氏名所属

桑原 和夫

エネルギー・環境技術研究所発電プラント部材料研究室

新田 明人

エネルギー・環境技術研究所発電プラント部材料研究室

キーワード

和文英文
蒸気タービンロータ *
Cr-Mo-V鍛鋼
高温低サイクル疲労
熱疲労
歪保持効果
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