電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

277042

タイトル(和文)

ボイラスケールの空隙率測定法に関する検討(第2報)-陰極洗浄法によるスケール量ならびに空隙率の測定-

タイトル(英文)


概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

陰極洗浄法(常温の10%硫酸水溶液の電解時に生ずる水素気泡によってスケールを剥離脱落させる方式)によるボイラスケールの付着量ならびに空隙率測定について検討した結果,本測定法は現在発電所等でスケール量の測定に用いている化学洗浄法に比較して,(1)操作が簡単で,短時間にスケールを除去できる。(2)スケール量の算出が平易で測定精度が良好(誤差約5%),(3)酸水溶液は常温で良い,等多くの利点を有していることが明らかとなった。本方法により7種の超臨界圧ボイラについて円周方向の空隙率分布を求めた結果,いずれも火炎側中心を極大とした左右対称の分布形を示し,その絶対値は火炎側中心で35~39%,炉材側中心で20~25%であった。また,火炎側中心の値を基準にして,その分布形態を無次元整理すると,全データはほぼ一本の曲線で表わされた。

概要 (英文)


報告書年度

1977

発行年月

1978/05/01

報告者

担当氏名所属

石川 浩

エネルギー・環境技術研究所機械部伝熱流動研究室

須原 繁雄

エネルギー・環境技術研究所機械部伝熱流動研究室

高橋 毅

エネルギー・環境技術研究所機械部伝熱流動研究室

キーワード

和文英文
ボイラスケール *
空隙率
陰極洗浄法
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