電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

278029

タイトル(和文)

高温ガスタービン翼候補材の熱物性(その1)-耐熱合金の温度伝導率測定-

タイトル(英文)


概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本報告は高温ガスタービン開発の一環として,タービン翼の熱設計,非定常温度分布解析に必要な基礎的データである熱伝導率および温度伝導率などの熱物性を得ることを目的とし,実験装置の試作と実験検討(Ni基4種,Co基3種)を行なったものである。実験に用いた測定原理は非定常・ステップ加熱法であり,装置は大別して測定本体部とデータ処理部とから構成される。標準試料として純鉄を用いた予備的実験検討により,試料の直径/長さ比を決定すると共に,測定性能が適正であることを確認した。耐熱合金の温度伝導率は室温~約850度の範囲に亘って測定されたが,本温度範囲における温度依存性はいずれの場合も正相関であり,しかも直線近似できることがわかった。また大略500度以上の温度領域における温度伝導率は,Co基の方がNi基に比べて大きい傾向にあることがわかった。

概要 (英文)


報告書年度

1978

発行年月

1979/06/01

報告者

担当氏名所属

須原 繁雄

エネルギー・環境技術研究所機械部伝熱流動研究室

石川 浩

エネルギー・環境技術研究所機械部伝熱流動研究室

阿部 俊夫

エネルギー・環境技術研究所機械部伝熱流動研究室

高橋 毅

エネルギー・環境技術研究所機械部伝熱流動研究室

キーワード

和文英文
温度伝導率 *
高温ガスタービン
耐熱合金
ステップ加熱法
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry