報告書番号

279046

タイトル（和文）

高温ガスタービン翼候補材の熱物性（その２）－温度伝導率，比熱の同時測定と熱伝導率の算定－

タイトル（英文）

概要 （図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております）

本報告は高効率ガスタービンの研究開発に関連し，熱設計および非定常温度分布解析に際して必要な材料熱物性を得ることを目的としたもので，前報の温度伝導率測定に引き続いて比熱測定法の検討を行い，これによって温度伝導率および比熱の同時測定と熱伝導率の算定とを行ったものである。実験は非定常・ステップ加熱法によるもので，タービン動・静翼の候補材とされている耐熱合金６種（Ｎｉ基３種，Ｃｏ基３種）を供試材として常温～大略７５０度の温度範囲に亘り測定した。その結果，温度伝導率，比熱および熱伝導率はいずれも温度依存性は正相関であり，しかも直接近似されることが明らかになった。また，蒸気熱物性は全般的にＣｏ基の方がＮｉ基よりも大きな値となる傾向が認められ，特に熱伝導率についてはＣｏ基はＮｉ基に比べ約１５～３０％大きく，比較的顕著な差異のあるこ

概要 （英文）

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