電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

279074

タイトル(和文)

有機化合物系のランキンサイクル用作業流体の特性(その1)-ベンゼン,トルエンの耐熱性の実験的検討-

タイトル(英文)


概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

オートクレープを用い,ランキンサイクル用作業流体として,ベンゼン,トルエン,ベンゼン-水,トルエン-水について耐熱試験を行い,熱分解生成物と,生成量について検討を行った。主な結果は次の通りである。1)SUS304オートクレープの鉄族金属による熱分解反応への触媒作用は認められなかった。2)気相,熱分解生成物は,4作業流体共に,水素,メタンであった。3)液相,熱分解生成物は,ベンゼンの場合,ジフェニル,ターフェニールであった。また,トルエンの場合,ベンゼン,ターフェニール,ジフェニル,ジベンジル,その他不明物質14種であった。4)水の添加により,ベンゼンの場合450℃で微量の黒色固体生成物が認められた。

概要 (英文)


報告書年度

1979

発行年月

1980/06/01

報告者

担当氏名所属

浅川 仲平

エネルギー・環境技術研究所環境化学部燃料化学研究室

遠藤 一彦

エネルギー・環境技術研究所環境化学部大気化学研究室

石原 義巳

エネルギー・環境技術研究所環境化学部

キーワード

和文英文
ベンゼン *
トルエン
作業流体
耐熱性
熱分解生成物
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry