電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

280028

タイトル(和文)

高密度/低密度ブレンドポリエチレンを用いた架橋ポリエチレンモデルケーブルの評価

タイトル(英文)

EVALUATION OF HIGH DENSITY PE BLEND XLPE MINIATURE CABLE

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

高密度ポリエチレンを低密度ポリエチレンに20%ブレンドしてつくった架橋ポリエチレンを用いて,モデルケーブルを試作し長時間課電した後に交流破壊電圧を測定した。ブレンドXLPEケーブルの初期交流破壊電位傾度のワイブル分布50%値Eは27kV/mmであり,ワイブル分布最低値ELは20kV/mmであった。90℃の水中で4.5kV/mmを11,000時間課電した後の交流破壊電圧Eは,絶縁体の密度増加により約7%上昇した。80℃の水中で4.5kV/mmを11,000時間課電した後の交流破壊電位傾度Eは約13kV/mmと,水トリーやポウタイトリーの発生のために低下したが,従来材料を用いたケーブルよりは約30%高かった。

概要 (英文)

THIS PAPER CONFIRMS ELECTRICAL INSULATING PERFORMANCE OF THE XLPE MINIATURE CABLE MANUFACTURED FROM THE BLEND OF HIGH DENSITY AND LOW DENSITY POLYETHYLENE. THE WEIBULL PLOT GAVE 30 KV/MMAS THE 50% BREAKDOWM STRENGTH E WHILE IT GAVE 20KV/MM AS THE LOWEST BREAKDOWN STRENGTH EL. AFTER APPLICATION OF 4.5KV/MM AC FOR 11,000 HOURS IN 90 DEGREE AIR,AC BREAKDOWN STRENGTH E INCREASED BY 7%. THIS IS DUE TO THE DENSITY INCREASE IN THE BLEND INSULATING MATERIAL. APPLICATION OF4.5 KC/MM AC FOR 11,000 HOURS IN 80 DEGREE WATER DECREASED AC BREAKDOWN STRENGTH FROM 30 KV/MM TO 13 KV/MM DUE TO WATER TREE GENERATION. THISSTRENGH WAS ABOUT 30% HIGHER THAN THAT OF THE XLPE CABLE MANUFACTUERD FROM THE CONVENTIONAL INSULATING MATERIAL.

報告書年度

1980

発行年月

1981/01/01

報告者

担当氏名所属

新田 義孝

エネルギー・環境技術研究所環境化学部水域化学研究室

鈴木 貞雄

電力技術研究所系統絶縁部絶縁材料研究室

キーワード

和文英文
架橋ポリエチレンケーブル XLPE CABLE
ブレンドポリエチレン BLENDED POLYETHYLENE
交流破壊電圧 AC BREAKDOWN VOLTAGE
EHVケーブル EHV CABLE
水トリー WATER TREE
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