電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

280038

タイトル(和文)

残留スケールのボイラ蒸発管への熱的影響─大気圧飽和沸騰条件における実験検討─

タイトル(英文)

THERMAL EFFECTS OF RESIDUAL SCALE INSIDE EVAPORATIVE TUBE IN BOILER -A CONSIDERATION BASED ON EXPERIMENTAL RESULTS OF SATURATED BOILING AT THE ATMOSPHERIC PRESSURE-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本報告は,最近問題となってきている亜臨界圧ボイラの難溶性スケールを対象とし,化学洗浄後の残留スケールの蒸発管への熱的影響について検討したものである。実験は大気圧沸騰条件下で意図的に残留させたスケールを用い行なった。この結果,通常の化学洗浄時に残留する程度のスケールは蒸発管メタル温度に対しほとんど影響のないこと,スケール熱伝導率は銅及び亜鉛成分に対し相関のあること等が明らかとなった。

概要 (英文)

RECENTLY,RESIDUAL SCALE OF SUBCRITICAL PRESSURED BOILER IS ONE OF THE IMPORTANT PROBLEMS ON PLANT OPERATION.THIS REPORT DESCRIBES A THERMAL EFFECT OF REIDUAL SCALE WHICH IS DIFFICULT TO DISSOLVE BY USUAL CHEMICAL CLEANING. THE SCALE FOR EXPERIMENTAL USAGE IS RESIDUAL CONTROLLED BY THE WILL. AND EXPERIMENT WAS DONE UNDER THE ATMOSPHERIC PRESSURE. THE RESULTS ARE SUMMERIZED AS FOLLOWS; 1)RESIDUAL SCALE HAS LITTLE THERMAL EFFECT ON BOILER S TUBE. 2)THERMAL CONDUCTIVITYOF SCALE HAS RELATION TO THE COMPOSITION OF FIRE SIDE DEPOSITION THAT IS CUPPER AND ZINC.

報告書年度

1980

発行年月

1981/06/01

報告者

担当氏名所属

高橋 毅

エネルギー・環境技術研究所機械部伝熱流動研究室

須原 繁雄

エネルギー・環境技術研究所機械部伝熱流動研究室

石川 浩

エネルギー・環境技術研究所機械部伝熱流動研究室

キーワード

和文英文
化学洗浄 CHEMICAL CLEANING
スケール SCALE
熱伝導率 THERMAL CONDUCTIVITY
亜臨界圧ボイラ SUBCRITICAL PRESSURED BOILER
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry