電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

281008

タイトル(和文)

蒸気発生器伝熱管の振動におよぼすバッフルプレート部の噴流干渉の効果

タイトル(英文)

THE EFFECT OF INTERACTION BETWEEN JETS FROM BAFFLE PLATE ON STEAM GENERATOR TUBE VIBRATIONS

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

原子力発電所の蒸気発生器内の二次側冷却材はバッフルプレート部における流路面積の急激な変化のために噴流状態となって伝熱管に沿って流れる。この噴流場の乱れが伝熱管に作用して振動やフレッティング現象を誘発する1つの要因となる。本報では,前報で得られた経過を発展させ,実機の流動状態を9本の円筒棒を用いた集合体実験によって模擬し,伝熱管群による噴流の拘束効果と噴流間の相互干渉効果が伝熱管の振動におよぼす影響を明らかにした。そして,これらの効果は簡単な等価的なモデルで表わせることができることを示した。この結果,実機の伝熱管の振動現象を評価し得る可能性を得た。

概要 (英文)

THIS REPORT DESCRIBES THE STEAM GENERATOR TUBE VIBRATIONS INDUCED BY TURBULENT JETS FROM BAFFLE PLATE FLOW PASSAGES. JETS FROM BAFFLE PLATE ARE RESTRAINED FROM ESTABLISHING FULLY DEVELOPED TURBULENT FLOW BY TUBE BUNDLE AND INTERACT BETWEEN SURROUNDING JET FLOWS.THESE ACTIONS ON JETS COMPLICATE TURBULENT CHARACTERISTICS IN SECONDARY COOLANT FLOW AROUND TUBES AND INFLUENCE TUBE VIBRATIONS DIRECTLY.IN THIS REPORT,BY MODELING SUCH FLOW CONDITIONS OF STEAM GENERATOR,THEEFFECTS OF THE RESTRICTION AND THE INTERACTION ON TUBE VIBRATIONS WEREINVESTIGATED EXPERIMENTALLY. THE RESULTS SHOWED CLEARLY THAT TUBE VIBRATIONS IN BUNDLE CAN BE EVALUATED BY A SIMPLE EQUIVALENT MODEL.

報告書年度

1981

発行年月

1981/09/01

報告者

担当氏名所属

河村 孝治

エネルギー・環境技術研究所機械部機械研究室

キーワード

和文英文
蒸気発生器伝熱管 SG HEAT TRANSFER TUBE
バッフルプレート形状 BAFFLE PLATE FLOW HOLE DESIGNS
噴流干渉 JETS INTERACTION
圧力変動 PRESSURE FLUCTUATION
振動 TUBE VIBRATION
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