電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

282005

タイトル(和文)

原子力発電所検査監視作業時の生体機能監視技法に関する基礎的検討

タイトル(英文)

STUDY ON HUMAN PHYSIOLOGICAL PARAMETERS FOR MONITORING OF MENTAL WORKS IN THE NUCLEAR POWER PLANT

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

原子力発電所内の各種作業のうち,検査監視作業など精神作業が主体となる作業では,誤操作・誤判断などを未然に防止するために人間の心身状態を的確に把握する必要がある。本報告では,生体機能を監視することにより人間の心身状態を把握する技法を確立することを目的に以下の点につき調査し実験的に検討した。(1)心身状態を把握するのに適した生体機能パラメータを生理学的および現場適用性の両面から調査した。(2)モデル精神作業負荷時の生体機能パラメータの変動特性を調査し,疲労の進行に伴い明瞭な変化を示すパラメータを調べた。(3)精神疲労の指標としてのフリッカ値および作業性能との相関関係を調べ適切なパラメータについて述べた。

概要 (英文)

TO PREVENT OUTBREAKS OF THE WRONG OPERATION AND JUDGMENT IN THE NUCLEAR POWER PLANT, HUMAN CONDITIONS OF BODY AND MIND SHOULD BE TAKEN INTO CONSIDERATION PARTICULARLY FOR THE MENTAL WORKS SUCH AS INSPECTION AND MONITORING. TO ESTIMATE HUMAN CONDITIONS QUANTITATIVELY BY THE MEASUREMENT OF HUMAN PHYSIOLOGICAL PARAMETERS,THIS PAPER PRESENTS THE FOLLOWING EXPERIMENTAL RESULTS.(1)PHYSIOLOGICAL PARAMETERS ARE ESTIMATED FROM BOTH SIDES OF BIOLOGICAL MEANINGS AND THE APPLICABILITY TO FIELD WORKS.(2)TIME VARIATION OF THE PARAMETERS IS INVESTIGATED IN MENTAL SIMULATION TESTS IN ORDER TO SELECT A GOOD INDICATOR OF MENTAL FATIGUE.(3)CORRELATION ANALYSIS BETWEEN MENTAL FATIGUE INDEXES AND PHYSIOLOGICAL PARAMETERS SHOWS THAT THE HEART RATE IS A BEST INDICATOR.

報告書年度

1982

発行年月

1982/08/01

報告者

担当氏名所属

高野 研一

エネルギー・環境技術研究所原子力化学部環境安全研究室

吉野 賢治

エネルギー・環境技術研究所原子力化学部環境安全研究室

石井 敬一郎

エネルギー・環境技術研究所原子力化学部環境安全研究室

仲佐 博裕

エネルギー・環境技術研究所原子力化学部環境安全研究室

茂野 一雄

キーワード

和文英文
監視作業 MONITORING WORK
検査作業 INSPETION WORK
精神疲労 MENTAL FATIGUE
生体機能パラメータ PHYSIOLOGICAL PARAMETER
原子力発電 NUCLEAR POWER PLANT
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