電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

282037

タイトル(和文)

排ガス拡散現象に関する水流模擬実験-定常な温度成層流の形成法-

タイトル(英文)

SIMULATION EXPERIMENT IN WATER CHANNEL ON DIFFUSION OF STACK GAS-THE METHOD OF THE GENERATION OF THE STEADY FLOW INTHE STRATIFIED LAYERS-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

非中立大気の条件下における排煙拡散模型実験手法の開発の第一段階として水流模擬実験装置を用いて温度成層の形成方法とその中でのトレーサの拡散状況を検討した。1.温度場データの整理法としてバルクリチャードソン数Rbを用いた。2.定常的,2次元的な拡散場を与える手法として熱的粗度を与える方法を発案した。3.トレーサによる可視化観測を行いRb=-0.26~-2.15の不安定時にパスキルチヤートのBC~ABに対応する乱れを定常的に与えることが可能となった。

概要 (英文)

THE METHODS OF THE GENERATION OF THE STRATIFIED FLOW AND THE DIFFUSION PHENOMENA OF THE TRACER IS DISCUSSED FOR THEEXPERIMENTS IN WATER CHANNEL. 1.BULK RICHARDSON NUMBER RB IS USED FOR ANALYSING THE DATA OF THE THERMAL FIELD. 2.THE THERMAL ROUGHNESS IS PROPOSED AS THE METHODS OF THE GENERATION OF THE STEADY AND 2-DIMENSIONAL DIFFUSION FIELD. 3.IT WAS ABLE TO MAKE STATIONARILY THE TURBULENCE FOR THE UNSTABLE BC AB OF THE PASQUILL CHART WHEN THE RB=-0.26 -2.15.

報告書年度

1982

発行年月

1983/03/01

報告者

担当氏名所属

駒林 理一

エネルギー・環境技術研究所環境大気部大気拡散研究室

中井 真行

エネルギー・環境技術研究所環境大気部大気拡散研究室

市川 陽一

エネルギー・環境技術研究所環境大気部大気拡散研究室

キーワード

和文英文
大気拡散 ATMOSPHERIC DIFFUSION
水槽 WATER CHANNEL
成層流 STRATIFIED FLOW
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry