電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

282052

タイトル(和文)

音波レーダによる火力発電所排煙の監視法

タイトル(英文)

ACOUSTIC SOUNDING OF PLUME RISE AND PLUME DIRECTION AT THERMAL POWER PLANTS

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

1.冬期,白煙可視化した煙を音波レーダで観測し,同時にこの煙を水平方向から写真撮影して両者による煙の高度を比較した。この結果,両者は良く一致し音波レーダにより正しく煙の上昇高さを把握できることが確かめられた。2.音波アンテナを,仰角90度,水平回転角360度の首振り型に改良し,排煙の流れ方向を追跡した。この結果,煙突を中心にして,ほぼ全域にわたる煙の流れ方向の観測が可能となった。

概要 (英文)

SODAR WAS OPERATED IN AN ATTEMPT TO DETECT PLUME RISE AND PLUME DIRECTION AT THERMAL POWER PLANTS. (1) THE PLUME INCLUDING WATER VAPOUR IS VISIBLE IN THE COLD SEASON BECAUSE OF CONDENSATION.TWO ESTIMATED VALUES OF PLUMERISE WERE COMPARED,THAT IS,ONE WAS BASED ON SODAR ECHO AND ANOTHER ON THE PHOTOGRAPH OF VISIBLE PLUME.BOTH WERE IN GOOD AGREEMENT. (2) ALMOST EVERY PLUME COULD BE DETECTED IN THE RANGE OF ABOUT L KM FROM A STACK BY MEANS OF REVOLVING THE SODAR ANTENNA,WHICH WAS SET DIAGONALLY,ON THE VERTICAL AXIS. BY THIS TECHNIQUE,IT BECAME POSSIBLE TO MONITOR PLUME DIRECTION.

報告書年度

1982

発行年月

1983/04/01

報告者

担当氏名所属

赤井 幸夫

エネルギー・環境技術研究所環境大気部気象研究室

鈴木 正勝

エネルギー・環境技術研究所環境大気部大気拡散研究室

キーワード

和文英文
音波レーダ ACOUSTIC SOUNDING
リモートセンシング SODAR
排煙上昇高さ REMOTE SENSING

ATMOSPHERIC DIFFUSION
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