電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

283013

タイトル(和文)

燃料ふるまい解析コードFEMAXI-IIIによるBWR燃料の解析

タイトル(英文)

ANALYSIS OF BWR FUEL BEHAVIOR BY FEMAXI-III

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本報告ではBWR8×8型燃料棒を対象として,BWRの運転上特に重要と思われる出力履歴について,燃料ふるまい解析コードFEMAXI-IIIを用い解析した。特に燃料の基本的ふるまい,および現在のBWRの出力上昇率制限,ならし運転法,ならし効果の消失等の根拠の解明を試みた。その結果,ならし運転は,ペレットからFPガスをあらかじめ放出させ熱的に安定化させる事,及びペレットを整形させておく事によりPCMIを軽減させることがわかった。またならし効果の消失は,ペレットのFPガススウェリングと被覆管のクリープダウンが主な要因となることがわかった。

概要 (英文)

THIS REPORT DESCRIBES ANALYSIS OF BWR8X8 FUEL BY FUEL PERFORMANCE EVALUATION CODE FEMAXI-III . POWER HISTORIES AT NORMAL COMMERCIAL OPERATION WERE SELECTED AS INPUTS.FUNDAMENTAL UNDERSTANDING OF FUEL BEHAVIOR IS REVIEWED. STUDIES WERE MADE TO CLARIFY THE REASON AND THE MECHANISM OF;(1)LIMITATION OF POWER RAMPING RATE AT START-UP,(2)THE PRECONDITIONING AND FORMATION OF THE ENVELOPE,(3)THE DECONDITIONING. THE RESULTS SHOWS THAT THE EFFECTS OF THE PRE-CONDITIONING IS DUE TO;(1)THERMAL STABILIZATION WHICH IS ESTABLISHED AFTER FP GAS RELEASE DURING THE CONDITIONING PERIOD,(2)MECHANICAL RELAXIATION AND SHAPING OF THE PELLETS. THE MAIN MECHANISMS OF THE DE-CONDITIONING ARE FP GAS SWELLING OF THE PELLETS AND THE DLADDING CREEP DOWN.

報告書年度

1983

発行年月

1983/11/01

報告者

担当氏名所属

木下 幹康

エネルギー研究所原子力部核燃料研究室

キーワード

和文英文
沸騰水型原子炉 NUCLEAR FUEL
燃料挙動解析コード BOILING WATER REACTOR
燃料破損 FUEL PERFORMANCE
燃料棒 FUEL FAILURE
ペレット被覆管相互作用 PELLET CLADDING INTERACTION
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