電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

283024

タイトル(和文)

タンク型高速炉隔壁構造部の熱伝達に関する研究(第2報)─成層化閉領域内液体金属中の自然対流伝熱特性

タイトル(英文)

THERMO-HYDRAULICS IN INTERMEDIATE PLENA OF POOL-TYPE LMFBR (2) -TRANSIENT NATURAL CONVECTION IN THERMALLY STRATIFIED LIQUID METAL-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

タンク型高速炉の中間プレナム内伝熱流動特性把握を目的に,低融点合金を用いて閉領域内の自然対流伝熱実験を行った。流体層温度分布の測定値から,側壁の熱的条件にかかわらず流体層中に安定した温度成層が生じ,流体層の熱移動に対する自然対流の影響が無視し得る側壁の熱的条件が明らかになった。さらに,流体層のエネルギー保存式より鉛直方向温度分布に関する解析式を求め,実験により得られた温度分布と比較したところ,上部加熱面近傍を除いて良い一致が得られ,本モデルの妥当性が示された。

概要 (英文)

NATURAL CONVECTION HEAT TRANSFER TESTS WERE CONDUCTED IN ENCLOSED LIQUID METAL WITH THERMAL STRATIFICATION,USING LEAD-BISMUTH ALLOY.THE TEST APPARATUS HAD A RECTANGULAR CAVITY WHICH MEASURED 400 MM HIGH,300 MM LONG,AND 300 MM WIDE. THE STABLE THERMAL STRATIFICATION WAS OBSERVED IN THE CENTRAL CORE REGION UNDER THE PRESENT THERMAL BOUNDARY CONDITIONS.THE AVERAGE NUSSELT NUMBER APPROACHED TO 1 ACCORDING AS STRATIFICATION PARAMETER(S)INCREASED,AND NATURAL CONVECTION HAD LITTLE EFFECT ON HEAT TRANSFER IN THE CAVITY ABOVE S OF 1.5. THE AXIAL TEMPERATURE PROFILE MEASURED IN THE CAVITY AGREED FAIRLY WITH THAT CALCULATED BY A ONE-DIMENSIONAL SIMPLE MODEL.

報告書年度

1983

発行年月

1983/11/01

報告者

担当氏名所属

魚谷 正樹

エネルギー研究所機械部流体研究室

猶原 信幸

エネルギー研究所機械部流体研究室

キーワード

和文英文
タンク型FBR POOL-TYPE LMFBR
隔壁構造 INTERMEDIATE PLENA
液体金属 LIQUID METAL
自然対流 NATURAL CONVECTION
閉領域 CONFINED MEDIA
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